30代になって気づいたことがあります。
20代は「お金のことは後で考えよう」が通用した。でも30代は、放置すればするほど選択肢が減っていく。
結婚・住宅・子ども・老後——これが30代〜40代にかけて一気に乗っかってくる。全部「いつかやろう」と思っていると、気づいたら40代で「全部同時に対処しないといけない」という状況になります。
30代でやっておくべきことを優先順に書きます。
優先順1:生活防衛資金(3ヶ月分)を貯める
投資より先にこれ。
急な医療費、リストラ、転職の空白期間——生活費の3ヶ月分が現金であれば、たいていのことに対処できます。
目安の金額:
- 月の生活費が18万円なら→54万円
- 月の生活費が22万円なら→66万円
これが貯まるまでは、投資は最小限で構いません。
優先順2:固定費の見直し
一番即効性があって、一度やれば永続する節約です。
スマホ・保険・サブスクを見直すだけで月1〜3万円浮くことは珍しくない。その分を積立に回す設計を作る。
優先順3:新NISAで積立投資を始める
生活防衛資金が確保できたら、毎月の積立投資を始めます。
30代からでも十分間に合います。月3万円×25年(年利5%)で約1,700万円になる計算。「もう遅い」は思い込みです。
ただし「始めること」の優先度は生活防衛資金の後。借金や資金ゼロの状態で投資を始めるのは順番が違います。
優先順4:老後のイメージを持つ
30代で「老後のために」と言われても実感がわかない。でも大まかなイメージだけは持っておく価値があります。
- 何歳まで働くか
- 老後月いくらあれば生活できるか
- 年金でどのくらいカバーされるか
この3つを大まかに把握するだけで、「あとどれくらい資産が必要か」が見えてきます。「老後2000万円問題」も、自分の状況次第では2000万円以上必要な人も、以下で済む人もいます。
「全部一気にやろう」としなくていい
読んで「全部やらないといけないのか」と思ったかもしれません。
優先順1から順番にやるだけでいいです。生活防衛資金を貯める→固定費を見直す→NISA積立を始める。
この順番を守るだけで、40代に入ったときに「30代でちゃんとやっておいてよかった」と思える状況になっていると思います。
まず「今の支出と貯蓄がどうなっているか」を確認することが出発点です。
マネーフォワード ME
30代で家計管理を始めるなら、まず現状把握から。収入・支出・資産を自動で可視化して、「今どこに立っているか」を確認することが最初のステップです。