「どこに何%投資すればいいか分からない」という人へ。資産配分(アセットアロケーション)の基本と、年齢別の目安を解説します。
アセットアロケーションとは
資産を株式・債券・現金・不動産などの「資産クラス」に分けて保有することです。各資産クラスは値動きが異なるため、分散することでリスクを抑えながらリターンを得られます。
主な資産クラスの特徴
| 資産クラス | 期待リターン(長期) | リスク | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 株式(全世界・S&P500) | 年5〜7% | 高 | 長期で最も成長 |
| 債券(先進国国債) | 年2〜3% | 低〜中 | 株式と逆相関 |
| 現金・預金 | 年0〜0.3% | 極低 | 元本保証・流動性高い |
| 不動産(REIT) | 年4〜6% | 中 | 分配金が出る |
| 金(ゴールド) | インフレ連動 | 中〜高 | インフレヘッジ |
年齢別の資産配分目安
よく言われる「100-年齢」ルール
株式比率 = 100 - 年齢
- 30歳:株式70% / 安全資産30%
- 40歳:株式60% / 安全資産40%
- 50歳:株式50% / 安全資産50%
このルールは目安であり、リスク許容度・収入・資産規模によって変わります。
積極的(若い・収入安定・長期投資)
- 株式(全世界・S&P500):90〜100%
- 現金・生活防衛資金:別に確保
バランス型(中間リスク)
- 株式:70〜80%
- 債券・REIT:10〜20%
- 現金:10%
保守的(引退近い・リスク許容小)
- 株式:40〜50%
- 債券:30〜40%
- 現金:20%
新NISA活用の資産配分実例
30代会社員・積極的・老後資金目的の場合:
| 資産 | 割合 | 商品例 |
|---|---|---|
| 全世界株式 | 60% | eMAXIS Slim 全世界株式 |
| 米国株式(S&P500) | 30% | eMAXIS Slim 米国株式 |
| 現金(生活防衛資金) | 10%(別管理) | 高金利普通預金 |
NISAの中は株式100%でシンプルに、生活防衛資金は別の口座で管理する形が多くの人に合います。
配分を決めたら「リバランス」する
市場の変動で配分比率がズレたら、年1回程度リバランス(調整)することで目標配分を維持できます。
例:株式80%・債券20%の目標 → 株高で株式90%になったら株式を一部売って債券を買い戻す
資産全体を可視化する
資産配分を管理するには、資産全体(NISA・iDeCo・銀行・証券)を一元管理するツールが便利です。
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マネーフォワード ME
銀行・証券・iDeCo・NISAの資産を一括管理して、現在の資産配分を自動で可視化。目標配分とのズレをひと目で確認できます。
まとめ
- 資産配分は「株式・債券・現金」をリスク許容度に合わせて決める
- 若いうちは株式比率を高く、引退が近づくにつれ下げる
- 新NISAの中は株式インデックス100%でシンプルに
- 年1回リバランスして目標配分を維持する