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インデックス投資が最強と言われる理由

投資を始めて最初に悩んだのが「個別株か投資信託か」という選択だった。「自分でうまい銘柄を選んで大きく増やしたい」と思い、最初の3年間は個別株に集中した。結果は散々で、年率換算マイナス3%。同期がインデックスファンドで年率8%のリターンを出しているのを聞いて、個別株にかけた3年間の機会損失を計算してしまった。月3万円を3年間積み立てて年率差が11%なら、その差は数十万円になっていた。


プロでも市場には勝てない

インデックス投資の理論的な根拠は明確だ。多くの運用プロが市場平均に負けているという事実がそれだ。

アメリカのデータでは、プロが運用するアクティブファンドの約80〜90%が、10年以上の長期では市場全体に連動するインデックスファンドのリターンに負けている。ウォーレン・バフェットも「プロの運用より低コストのインデックスファンドを積み立てた方がいい」と公言しているほどだ。

なぜプロでも勝てないのか。市場には世界中の賢い投資家の判断がすでに織り込まれているからだ。みんなが同じ情報を見ている中で、継続的に「市場より賢い判断」をし続けることは極めて難しい。

だったら市場全体に乗っかってしまえばいい、というのがインデックス投資の発想だ。

「でもプロに任せた方が安心なんじゃ…」という気持ちはわかる。ただしアクティブファンドのプロも結果的に市場に負け続けているうえ、手数料は高い。消費者にとって割の合わない組み合わせだ。


「ほったらかし」でも資産が育つ

インデックス投資のもう一つの強みは、時間をかけなくていいことだ。

毎日株価をチェックして売買タイミングを判断することを続けるのは現実的ではない。しかも研究によれば、頻繁に売買する投資家ほどリターンが悪い傾向がある。感情に左右された判断がかえって損失を生む。

インデックス投資は、この3ステップで完結する。


手数料の差が将来の資産を左右する

ファンドの種類年間信託報酬(目安)100万円あたりの年間コスト
インデックスファンド0.05〜0.2%500〜2000円
アクティブファンド1.0〜2.0%1〜2万円
銀行窓口販売の投資信託1.5〜2.5%1.5〜2.5万円

月3万円を30年積み立てた場合のシミュレーション(年10%のリターン想定):

手数料の差だけで500万円の違いが生まれる。 しかもアクティブファンドはこれだけのコストを払っても市場平均に勝てないことが多い。低コストで市場平均と同等のリターンを期待できるインデックスファンドは、長期投資において圧倒的に有利だ。


今日できる最小アクション: 今保有している投資商品(または検討中の商品)の信託報酬を調べて、年0.2%以下かどうかを確認する(5分)。


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