貯金もある、借金もない。なのに毎月なぜか不安が消えない。「将来どうなるんだろう」という漠然とした恐怖感。それは数字が見えていないから生まれる不安でした。
これは「お金のことを考えると不安になるが、何をすればいいかわからない」人のための話です
年収800万円以上でも「経済的な不安がある」と回答する人は45%以上います(家計調査より)。収入が増えても不安が消えない理由は「現状の数字を正確に把握していないから」です。不安の正体は「わからない」という状態そのものです。
何も変えないと不安は数字が増えるだけで解消されない
毎月の支出を「だいたい30万円」と感じている人が実際に集計すると40万円だったケースは珍しくありません。この10万円のズレが、貯まらない原因であり、不安の根本です。知らないまま収入が上がっても、支出も同じだけ増えていきます。
「でもお金の管理が苦手で続かない…」と感じた方へ。 家計簿を毎日つける必要はありません。マネーフォワードMEを銀行・カードと連携させれば、自動で集計されます。月に1回、5分見るだけでいい。完璧な管理より「大まかな現状把握」で十分です。
お金の不安を根本から消す3ステップ
① 現在地を数字で見える化する 家計簿アプリを使って先月の支出を3カテゴリに分類してください。「固定費」「変動費」「投資・貯蓄」。この3つの数字が出た時点で、不安の7割が解消されます。見えていないから怖いのです。
② 収入の20%を自動的に別口座に移す仕組みを作る 手取り25万円なら毎月5万円を給料日当日に自動振替する。「給料口座→生活費口座→投資口座」の3口座体制を作れば、意志力ゼロで資産が積み上がっていきます。
③ 生活防衛資金として3〜6ヶ月分の生活費を確保する 月の生活費が20万円なら60〜120万円を普通預金に置く。この「緊急資金」があるだけで、心理的な安全感が劇的に変わります。失業・病気・急な出費に対応できる緩衝材です。
「投資は怖いので普通預金のままがいい…」と感じた方へ。 緊急資金(3〜6ヶ月分)は普通預金で構いません。その上で余剰資金をNISAで運用する。二段構えにすることで「いざとなれば使えるお金」と「長期で増やすお金」を分けて管理できます。
今週の最小アクション
今月の固定費をすべてリストアップして合計額を出してください。サブスクリプション・保険・通信費・ローン。この合計が月収に占める割合が40%を超えていたら、見直しのサインです。まず数字を出すことが、不安を消す最初の一手です。
次の記事では「子供へのお金教育。将来困らない子に育てる方法」を、年齢別の具体的な教え方で解説します。
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