欲しいものを買っているはずなのに、後で後悔することが多い。お金が残らない原因が節約不足ではなく「意識せず買っている」ことにあると気づいたのは、支出を3分類してからでした。
これは「なぜかお金が残らないが、贅沢しているつもりはない」と感じている人のための話です
年収1,000万円以上の人の月間衝動買い平均は1.2回、年収400万円台は3.8回というデータがあります。年収が高い人ほど買い物が慎重なのは、「機会費用」を意識しているからです。月5,000円の衝動買いを止めて年利5%で10年運用すれば、約77万円になります。
意識しないまま買い続けると年間で何十万円が消える
衝動買いの平均額は1回あたり3,000〜5,000円。月3回なら月1.5万円、年間18万円です。これが10年で180万円。しかも買ったもののほとんどは1年後には使われていません。「欲しかった」という感情が、資産を静かに削っています。
「衝動買いをやめろと言っても、欲しいものは欲しい…」と感じた方へ。 やめなくて構いません。「24時間待つ」だけでいい。翌日もまだ欲しければ買えばいい。実際に24時間ルールを試した人の93%が「翌日には欲しくなくなっていた」と答えています。我慢ではなく、間を置くだけです。
意識的消費を身につける3ステップ
① 1万円以上の買い物には「24時間ルール」を適用する その場で買わず、24時間後に「まだ欲しいか」を問い直す。ほとんどの衝動買いは翌日には冷めています。このルール1つで月の無駄な支出が20〜30%減ります。
② 買う前に3つの質問に答える 「欲しいのか、必要なのか」「3ヶ月後も使っているか」「今月の資産目標に合っているか」——3つすべてに「はい」と答えられた買い物だけが本当に必要な買い物です。
③ 月末に「今月の後悔した買い物」を1つ書き出す 使わなかったもの・後悔したものを記録すると、自分の衝動買いパターンが見えます。「ストレスの多い日に増える」「疲れた夜に通販を開く」——パターンを知ると対策できます。
「記録を続けるのが面倒で長続きしない…」と感じた方へ。 毎日記録しなくていい。月末に「今月後悔した買い物ベスト3」を思い出すだけで構いません。完璧な記録より「振り返る習慣」の方が価値があります。
今週の最小アクション
今月の支出を「必要」「楽しみ」「なんとなく」の3つに分類してください。「なんとなく」の合計金額を出す。その数字があなたの「意識的消費」の改善余地です。月5,000円減らせれば、年間6万円・10年で元本60万円の種金になります。
次の記事では「お金を使うべき5つの分野と削るべき5つの分野」を、具体的な金額とともに解説します。