28歳のとき、スーパーで小麦粉が3割値上がりしたのに給料は1円も増えていなかった。「なぜこんなに苦しいのか」と調べ始めて「円安」という言葉にたどり着きました。仕組みを知った翌月から、外貨建て資産を月5,000円だけ積み始めました。
これは「物価が上がって家計が苦しいのに、何をすればいいかわからない」人のための話です
2020年に1ドル=105円だったドル円レートが、2024年には150円を超えました。円の購買力が約30%低下した計算です。銀行に100万円を置き続けた人は、実質的に30万円分の価値を失っています。一方、2020年に外貨建て資産を持っていた人は、同じ元本が円換算で約43%増えた計算になります。
円建ての資産だけで持ち続けると、円安が続くたびに損をする
日本の輸入依存度は食料で約60%、エネルギーでは約90%を超えます。円安が進むたびに輸入コストが上がり、食費・電気代・ガソリン代が値上がりします。円だけで資産を持ち続けることは、円安リスクを丸ごと受け続けることを意味します。家計への影響は年間4〜8万円、10年では40〜80万円の負担増になることがあります。
「外貨建て資産って難しそうで、失敗しそう…」と感じた方へ。 難しい操作は不要です。証券口座から「全世界株式インデックスファンド」を選んで月3,000〜5,000円を積み立てるだけで、自動的にドル・ユーロ・その他の外貨資産が分散保有できます。為替の知識は不要。選ぶのは1本のファンドだけです。
外貨建て資産を始める3ステップ
① 今の資産の通貨別比率を書き出す 銀行口座・保険・投資口座の合計を「円建て・ドル建て・その他」に分類します。円100%の人は円安リスクに全額さらされています。まず現状を数字で把握することが防衛の第一歩です。
② 全世界株式インデックスファンドを月5,000円から積み立てる 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」等のファンドは、自動的に47カ国・約8,000銘柄に分散されています。月5,000円を年利5%・20年で積み立てると元本120万円が約206万円になります。
③ 外貨預金で銀行の高利息を活用する 米国の政策金利が高い局面では、ドル建て外貨預金の金利が日本円の定期預金の40〜50倍になることがあります。まず月給の5〜10%を外貨に振り替えるだけで、通貨の分散が始まります。
「円高になったら損するのでは…」と感じた方へ。 短期的には円高で外貨資産の円換算額が下がることはあります。しかし長期・積立・分散の組み合わせで、為替変動のリスクは大幅に平準化されます。毎月同額を積み立てることで、円安時・円高時の両方を平均した価格で購入でき、長期的には有利に働きます。
今週の最小アクション
SBI証券・楽天証券・マネックス証券のいずれかで口座開設申請をしてください(所要時間:15分)。口座ができれば、月3,000円からの外貨建て積立が始められます。
次の記事では【世界の富裕層が実践する資産配分の哲学】をお伝えする。
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