「お金の話ってなんか苦手」と思っていた28歳のとき。でも知れば知るほど「なんで学校で教えてくれなかったんだ」と思うことばかりです。
「日銀が金利を引き上げ」というニュースを見て、「ふーん」と流した翌月、住宅ローンの返済通知を見てぎょっとした——そういう経験をしてから、金利を無視できなくなりました。金利は「遠い話」ではなく、あなたの家計に直接刺さる話です。
これは「住宅ローンや貯金がある、または将来を考えている」人のための話です
2024年に日銀がマイナス金利政策を解除し、政策金利を0.25%に引き上げました。その直後、住宅ローン金利が0.1〜0.3%上昇。3,000万円・30年ローンの場合、月返済額が数千円〜1万円以上増える計算になります。年間で10万円超の負担増です。ニュースを見ていた人は事前に動けましたが、見ていなかった人は気づかないまま損をしています。
金利が上がるとき、何が変わるのか
銀行ローン:変動金利型のローンを持っている場合、返済額が増えます。3,000万円・30年・変動金利で0.2%の上昇は、総返済額を約100万円増やします。
預金利息:金利引き上げの流れで普通預金の利息も少しずつ改善。以前は100万円預けても年100円だったものが、年1,000円程度になり始めています。
債券・株価:金利が上がると債券価格は下がり、借り入れコストが増えるため株価に下押し圧力がかかります。
「住宅ローンはまだ先の話…」と感じた方へ。 変動金利型のローンはすでに日本の住宅ローンの70%以上を占めています。今ローンがない人も、今後組む可能性があるなら金利の動きを把握しておくことが損を防ぎます。知識を持っておくことで、固定か変動かの選択が変わります。
日銀の政策金利を追う3ステップ
① 日銀の金融政策決定会合をカレンダーに登録する 年8回開催され、その都度ニュースになります。「政策金利」と検索して内容を3分確認するだけで十分です。
② 自分のローンが「変動型か固定型か」を今日確認する 変動金利なら金利上昇の影響を直接受けます。契約書か銀行のアプリで確認してください。
③ 定期預金の金利キャンペーンを四半期に一度チェックする 金利上昇局面では、銀行の定期預金キャンペーン金利が上がることがあります。100万円を0.5%で運用すれば年5,000円。普通預金の50倍以上です。
今週の最小アクション
「日銀 政策金利」で検索し、最新の決定内容を1分だけ読んでください。「上がったか、据え置きか」だけ把握するだけでも、今の経済の温度感がわかります。
「リスクが怖くて動けない…」と感じた方へ。 政策金利を確認するだけならリスクはゼロです。まず「知る」と「動く」を分けましょう。知識を積み上げてから、自分のペースで行動を決めれば十分です。
次の記事では「インフレとデフレの違いと資産への影響」を、貯金の価値がどう変わるかの具体的な数字で解説します。