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コロナ禍が経済に与えた変化と投資への示唆

2020年3月、NISAの積み立てを始めて半年でスマホに「含み損」の通知が来た。17,000円を割り込んだ日経平均のグラフを見て、「やっぱり投資は怖い」と思った。解約しようとした。でも、あのとき「売ったら損が確定する」という消極的な理由で踏みとどまったおかげで、3年後にその積み立て分は含み益に変わっていた。売った友人は回復を待たずに確定損失を抱えたまま投資をやめていた。


コロナショックは「投資をやめた人」と「続けた人」の差を数字で見せてくれた出来事でした。2020年3月の日経平均は約16,900円まで暴落しましたが、その後の回復は驚くほど速かった。この記事では、コロナが加速させた3つの経済変化と、今の投資判断に活かせる教訓を整理します。


コロナが加速させた3つの経済構造の変化

変化①:デジタル化の急速な進展 在宅勤務の普及により、クラウドサービスやオンライン決済への需要が急増しました。テレワーク関連企業の売上が前年比300%超になったケースもあります。このセクターに投資していた人は、株価の数倍上昇の恩恵を受けました。

変化②:雇用と働き方の多様化 フリーランスや副業・複業が急速に普及しました。「会社員だから安泰」という時代の終わりが本格化し、個人での資産形成の重要性がより高まりました。

変化③:金融緩和による資産価格の上昇 各国の中央銀行が金利をほぼゼロに引き下げました。銀行預金の利息はほぼゼロになる一方、株式・不動産などの資産価格は急騰しました。日本の家計資産に占める現金比率は54%(世界平均は36%)と依然として高いままです。この差が将来の資産格差を生んでいます。

「次にコロナ級のショックが来たら、また株価が暴落するのでは?」 暴落は来ます。でも2020年の急落から急回復を見た通り、長期の積み立て投資家にとって暴落は「安く買えるタイミング」でもあります。備えている人と備えていない人とでは、同じ危機でも結果が全然違います。

分散投資がコロナ後の標準戦略である理由

2020年のショック時、国内株式60%・債券30%・海外資産10%というシンプルなポートフォリオを持っていた人の損失は15〜20%程度でした。その後3年で約40%のリターンを回収しました。一方、高リスク商品に集中していた人は50%以上の損失を抱えたケースもあります。

分散の種類目的
国内株式+海外株式円安局面でも海外資産が価値を保つ
株式+債券株が下落するとき債券が支える
投資資産+現金暴落時の追加投資機会を逃さない

「分散投資は手間がかかりそうで、続けられる自信がない…」 全世界株式インデックス1本を毎月定額で積み立てるだけで、地域・業種・通貨の分散が自動的に完成します。複雑に考える必要はありません。

今から始める3ステップ

ステップ1:自分の資産構成を把握する 銀行口座・保険・投資信託など、全部でいくらあってそのうち現金が何%かを書き出してください。把握していないと分散もできません。

ステップ2:NISAで積み立てを始める NISAは投資で得た利益が非課税になる制度です。月3,000円からでも始められます。毎月3万円を20年積み立てた場合、インデックスファンドの平均的なリターンを前提にすると元本720万円が1,300万円以上になる試算があります。

ステップ3:半年ごとにリバランスする 積み立ては放置でOKですが、資産配分は半年に一度見直します。株式比率が高くなりすぎていたら一部を売って債券や現金に戻す。機械的に動くことで感情を排除できます。

今日できる最小アクション: 自分の銀行口座・証券口座・保険の残高をすべてメモに書き出し、現金が何%かを計算する。54%以上なら、少なくとも10%を投資に回す計画を今日中に立ててください。


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