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お金と、少しずつ仲良くなる
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銀行の窓口で保険を勧められて断れなかった話——今思うこと

26歳のとき、銀行の窓口で終身保険に入りました。

入った経緯は単純で、定期預金の手続きで窓口に行ったら担当者に「資産形成もできる保険があります」と言われて、断れなかった。

「貯蓄も保険も一石二鳥」という説明に乗ってしまいました。


入ってから気づいたこと

月14,000円の保険を払い続けて3年後、同僚に「その保険、返戻率どれくらいか確認した?」と聞かれました。

確認してみると、10年払い続けた場合の返戻率は約95%。

つまり100万円払って95万円しか戻ってこない。差額5万円は保険会社の手数料です。

さらに調べると「終身保険の貯蓄性は低い。同じ金額をインデックスファンドで運用した方が長期では大きく増える」という情報がたくさんあった。

「やられた」と思いました。


なぜ断れなかったか

今思うと、断れなかった理由は2つありました。

①「窓口のお姉さんが勧めるから信頼できる」という思い込み

銀行の窓口 = 公的で信頼できる場所、というイメージがあった。でも銀行の窓口担当者は「自分が売りたい商品を売る」立場でもある。利益相反があります。

②断ったら失礼という感覚

「せっかく説明してくれたのに断るのは…」という気持ちがあった。でも窓口担当者は仕事でやっているので、断って失礼でもなんでもなかった。


5年後に解約した

5年間で払い込んだ合計は840,000円。解約返戻金は798,000円でした。

4.2万円の損を確定させましたが、「このまま続けてもさらに機会損失が増える」と判断して解約しました。

その後、月14,000円をNISA積立に回しています。


「銀行・郵便局の窓口で投資商品を買ってはいけない」理由

これは別に銀行を悪く言いたいわけじゃなくて、構造上の問題です。

銀行や郵便局が販売する投資信託・保険は、販売手数料が高い商品が多い。なぜなら手数料が高い商品を売った方が、銀行の収益になるからです。

同じ全世界株式インデックスファンドでも、銀行窓口で買うと信託報酬1〜2%の商品が多い。ネット証券なら0.05〜0.1%の商品がある。

この差が20〜30年の長期では数百万円の差になります。


「窓口が信頼できないのでは?」と思わず、「自分で比較してから判断する習慣」を持つことが大事だと、あの経験から学びました。

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