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入院して初めて知った「高額療養費制度」——手術費用が思ったより安かった理由

去年、虫垂炎で緊急入院しました。

手術・入院5日間。「いくらかかるんだろう」と病院のベッドで計算して怖くなっていた。

「手術代だけで数十万するって聞いたことがある」「貯金崩さないと無理かも」と思っていた。

退院時の請求書を見たら87,430円でした。


思ったより安かった理由

「高額療養費制度」という制度があります。

1ヶ月の医療費の自己負担額に上限を設ける制度で、上限を超えた分は後で戻ってきます(または最初から上限までしか払わなくていい)。

上限額は収入によって変わります。

年収約370〜770万円の場合(一般所得層): 自己負担上限 = 80,100円 + (医療費 - 267,000円)× 1%

私の場合、医療費総額は約420,000円でしたが、自己負担の上限が約87,000円程度になりました。


知らないと損をする場面

高額療養費制度、知らないと「後で申請」になります。

どちらも最終的な負担は同じですが、入院時に現金が足りないケースでは「限度額適用認定証」を事前に入手しておく方がスムーズです。


限度額適用認定証の取り方

加入している健康保険(会社員なら健康保険組合・協会けんぽ)に申請します。

申請方法:

認定証が届くまで数日〜1週間かかるので、計画手術なら事前に申請を。緊急の場合はいったん自己負担して後日申請でも大丈夫です。


民間の医療保険との関係

「民間の医療保険に入っていないと不安」という人は多いですが、高額療養費制度を知っていると判断が変わるかもしれません。

会社員であれば、公的保険(健康保険)で高額療養費制度が適用されます。加えて「傷病手当金」(病気で働けない場合に給与の2/3が出る)もある。

民間の医療保険が必要かどうかは「高額療養費制度の上限を超えたときに備えるか」という視点で考えると整理しやすい。


今思うこと

入院するまで高額療養費制度を知りませんでした。

「医療費は怖い」と漠然と思っていたのが、「制度を知っていれば想定できる」と変わった。

お金の制度は知っているかどうかで、実際の出費が大きく変わります。

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