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インデックス投資を10年続けた結果——元本600万円が1,050万円になるまでの全記録

2015年から積立投資を始めて、10年が経ちました。

10年間で3回の大きな下落を経験しました。そのたびに「やめようか」と思いました。

でも続けた結果:元本600万円が約1,050万円になっています。

「やめなくてよかった」という言葉では足りないくらい、続けた意味を感じています。10年間の全記録を書きます。


積立の基本設定

10年間の元本累計:約6,000,000円(増額を考慮した概算)


年別の残高推移

年間積立額元本累計年末残高含み益
2015年24万円24万円25万円+1万円
2016年24万円48万円49万円+1万円
2017年24万円72万円83万円+11万円
2018年36万円108万円103万円-5万円
2019年36万円144万円172万円+28万円
2020年48万円192万円210万円(コロナ後)+18万円
2021年60万円252万円340万円+88万円
2022年60万円312万円310万円-2万円
2023年60万円372万円470万円+98万円
2024年60万円432万円(旧制度)640万円+208万円
2025〜現在新NISA移行・増額約600万円約1,050万円+450万円

※金額は概算・個人の実績。今後を保証するものではありません。


2026年現在の残高

残高:約10,500,000円

含み益:約4,500,000円(元本比+75%)

「10年で1.75倍」。年率換算で約6%程度の成長。インデックス投資の長期平均(5〜7%)の範囲内でした。


やめそうになった3つのタイミング

10年間で「やめようか」と真剣に考えた局面が3回ありました。

①2020年コロナショック(最も激しい下落)

2020年2〜3月、1ヶ月で含み益がすべて消えて含み損になりました。

当時の状況:

「もう終わりかもしれない」と本気で思いました。

やめなかった理由: 「暴落時に売ったら確定損。続けていれば回復するかもしれない」という知識だけが支えでした。

結果:2020年11月には含み損がゼロに戻り、2021年末には含み益88万円になっていました。売っていたら-32万円で終わっていた。

②2022年の下落相場(精神的に最もきつかった)

2022年は米国株が年間で-30%以上下落する相場でした。

当時の状況:

コロナショックは「突然暴落→突然回復」でしたが、2022年は「少しずつ下がり続ける」という精神的にきつい相場でした。

やめなかった理由: 「下がっているときほど安く買える」という考え方を信じた。実際、2022年は大量に安値で積み立てられ、2023年の回復で大きく利益が出ました。

2022年に積み立てた60万円分は、2023年末時点で約92万円になっていました(+53%)。

③2024年8月の暴落

2024年8月、1週間で日本株・米国株が急落しました。

当時の状況:

ただこの頃には「暴落は一時的。続ければ回復する」という経験則ができていて、動揺はコロナショックより少なかった。

「あ、また暴落か。買い増しのチャンスかも」という感覚に変わっていました。


「売っていたらどうなっていたか」のシミュレーション

各暴落時に売っていた場合との比較:

売ったタイミング確定額(概算)現在との差
2020年3月(コロナ底)約160万円で確定-890万円
2022年末(下落底)約310万円で確定-740万円
2024年8月(暴落時)約850万円で確定-200万円
10年間継続した現在約1,050万円

続けることが、どれだけ重要かが数字で分かります。


10年続けてわかった5つのこと

①「暴落は必ず来る」が前提

長期投資をするなら、暴落は「あるかもしれない出来事」ではなく「必ず来る出来事」として準備する。

10年で3回の大きな下落を経験しました。おそらく今後の10年でも2〜3回はあるでしょう。

「暴落を予想して回避する」のではなく、「暴落が来ても売らない」という仕組みを作ることが長期投資の核心です。

②積立の自動化が最強の戦略

月50,000円の積立を自動設定してから、投資に使う精神的エネルギーがほぼゼロになりました。

「今月は相場が悪そうだから積立を止めよう」という判断ができない仕組みにしてある。

結果として、「安い時期も高い時期も機械的に買い続ける」ことになり、平均取得コストが最適化されます。

③「やめたい」と思った時期が最も買い増しすべき時期だった

心理的に「もうやめよう」と思うのは、相場が大きく下がっているときです。

振り返ると、その「やめたい」と感じた時期が、最も安く買えた時期でした。

コロナショック時に積み立てた資金は、今では3倍以上になっています。

④長く続けるほど「動揺しなくなる」

最初のコロナショックは本当に怖かった。でも2回、3回と経験するうちに「また暴落か」という感覚に変わりました。

これが「経験値」の価値です。長く続けることで、暴落への耐性が身につきます。

⑤「何もしない」が最善の行動であることが多い

10年間で最も賢い行動は「何もしないこと(売らずに積立を続けること)」でした。

「ポートフォリオを組み替えた方がいいか」「他の商品に乗り換えるべきか」という選択をほぼしなかった。

結果として、「余計なことをしなかった」ことが好成績につながりました。


これから始める人へ

「10年後に1,050万円になる保証はない」

これは正直に言います。過去の実績が将来を保証するわけではありません。

でも「分散・積立・長期」の原則で続けることが、最も合理的な選択だという信念は変わりません。

一番大事なのは2つだけ:「始めること」と「売らないこと」

10年前の自分に「続けて良かった」と言える日が、必ず来ます。

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本記事は2026年時点の情報に基づいています。投資はリスクを伴います。過去の実績は将来の成果を保証するものではありません。最新情報は金融庁の公式サイトをご確認ください。


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