2024年8月5日、日経平均は一日で4,451円下落しました。過去最大の下げ幅です。
あの日、積立NISAをやっていた人の多くが「どうしよう」と思ったはずです。私もそうでした。
あれから約2年。あのとき「売らなかった人」に何が起きたかを振り返ります。
あの日の状況
2024年8月5日の前後、私のNISA口座はどうなっていたか。
積立元本約80万円に対して、評価額が一時60万円台になりました。評価損が20万円を超えた日があった。
「売った方がいいか」という言葉をSNSで何度見たか分かりません。「現金化して嵐をやり過ごした方がいい」という意見もたくさんありました。
売らなかった理由——というより売れなかった
正直に言うと、売らなかったというより「どのタイミングで売ればいいか分からなかった」から売れませんでした。
暴落中に売っても、「底」がどこか分からない。売ったとして、いつ買い戻せばいいかも分からない。「今より下がるかも」と思いながら買い戻すのは怖い。
結果として「もうどうにでもなれ」という気持ちで、積立設定をそのままにして何もしませんでした。
2026年現在の状況
あの暴落から約2年後の今、NISA口座の評価額はどうなっているか。
積立元本は増え続けていて(毎月継続したので)、評価額は元本を大きく上回っています。あの暴落で「最悪」と感じた評価損は、今となっては「大きなディップで安く買えた期間」になっていました。
売った人との差
あのとき売った人と売らなかった人で、今どのくらいの差があるか。
仮に2024年8月の最安値付近で全額売却して、「落ち着いてから買い戻す」を選んだとします。「落ち着いた」と判断して買い戻す時期はいつか——これは人によってバラバラですが、多くの場合「高値に戻ってから」になります。
売却した最安値より高い値段で買い戻すことになるので、その差額が確実な損失になります。
暴落から学んだこと
①暴落は毎回「今回は違う」と感じる
2020年のコロナショックも、2024年8月の暴落も、「今回は特別なんじゃないか」と思わせる理由がある。でも長期では回復してきた歴史があります。
②見ない勇気が一番の防御
SNSをチェックしたり毎日残高を見たりするほど、感情が揺れて売りたくなります。「暴落中は見ない」という決めごとが最も有効でした。
③毎月の積立を止めないことが最重要
暴落中は「安く買える期間」でもあります。同じ1万円でより多くの口数が買える。積立を止めなかったことが、回復後の評価益を大きくしました。
暴落は怖いですが、「長期積立を続けること」の価値を教えてくれる体験でもありました。
楽天カード(年会費永年無料)
楽天証券でのNISA積立をクレカ払いに設定すると、暴落中も自動で積立が続きます。「見ない・止めない」を実現するための自動設定として。