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「現金で持っておく」vs「NISAで積立」——10年後の差を正直に計算した

「投資は怖い。現金で持っておく方が安全」

この考え方は気持ちとして分かります。私も最初そうでした。でも「現金で持っておく選択」がどれだけのコストを伴うか、計算してみたら考えが変わりました。


「現金で持つ」のリスク

銀行の普通預金の金利は0.02〜0.1%(2026年時点)。

一方、現在の物価上昇率(インフレ率)は年3〜4%程度。

つまり現金100万円が来年には、購買力が97万円分になる。数字は変わらないけど、同じ金額で買えるものが減る。

「現金で持つ = 安全」ではなく、**「現金で持つ = 確実に目減りする」**というのが現在の日本の状況です。


10年後の比較シミュレーション

月3万円を10年間、現金 vs NISAで比較します。

方法10年後
現金(普通預金0.1%)約360万円(+3,600円)
NISA積立(年利5%想定)約465万円(+105万円)
インフレ調整後の現金の実質価値(インフレ3%)約268万円相当

現金で持っていた場合、数字は増えないのに購買力は268万円相当に減る。NISAで積立した場合は465万円に増える。

実質的な差は200万円近くになります。


「投資が怖い」という感覚とどう付き合うか

投資は確かにリスクがあります。短期では大きく下がることもある。

でも「投資しない選択」にもリスクがある。現金保有が「安全」というのは、インフレが0%のときだけです。

怖いのは分かります。私も最初は「下がったら嫌だ」という感覚がありました。

でも考え方を変えたのは「30年後に困るのはどっちか」という視点を持ったことです。

10〜20年後の視点で見れば、「多少のリスクを取って増やす」と「確実に目減りする現金で持つ」のどちらが「怖い」かは変わってきます。


すべての現金をNISAに入れる必要はない

生活費の3〜6ヶ月分は現金で持っておく必要があります(生活防衛資金)。

でもそれ以上の現金は、少なくとも一部はインデックスファンドで運用する方が長期的なリスクは低いと思っています。

「怖いからゼロ」ではなく「月1万円から試す」という選択肢もあります。

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