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パートで働く主婦がNISAを始めた——年収130万円以下でも投資はできるか

パートで働きながら夫の扶養に入っています。年収は100万円前後。

夫がNISAを始めて資産が少しずつ増えているのを見て、「自分も投資したい」と思いました。

でも「扶養内だと投資できないのかな」「NISA口座は本人じゃないとダメ?」という疑問があって、なかなか踏み出せませんでした。

調べてみると「扶養内・低収入でもNISAは使える」と分かって、始めました。


扶養内でもNISAは使えるか

結論から言うと、NISAは扶養の有無・年収に関係なく使えます。

NISA口座は「個人」に紐づいた口座です。

年収や扶養の状況に関係なく、18歳以上であれば誰でも開設・利用できます。

夫婦であっても、NISA口座はそれぞれ別に持てます。夫のNISA口座と妻のNISA口座は独立しています。


投資に使えるお金の確認

扶養内パートの場合、「投資に回せる金額」を確認することが最初のステップです。

収支の確認例:

項目月額
パート収入(手取り)約8.5万円
生活費への拠出3万円(食費等)
個人の支出(美容・趣味等)2万円
積立に回せる額3〜3.5万円

「月3万円は多い」という場合、月1万円でもOK。

NISAに最低投資額の制限はありません。証券会社によっては月100円から積立できます。


NISA口座の開設手順

楽天証券でのNISA口座開設を例に説明します。

必要なもの:

手順:

  1. 楽天証券のサイトにアクセスして「口座開設」をクリック
  2. メールアドレスを登録
  3. 個人情報を入力(氏名・住所・マイナンバー等)
  4. 本人確認書類をアップロード
  5. 審査完了(1〜3営業日)
  6. 初期設定・NISA口座の申請

NISA口座の申請は、一般の証券口座開設と同時に行えます。税務署の確認を経て正式に開設されます(1〜2週間程度)。


何を買うか

初心者に向いているのは「インデックスファンドの定期積立」です。

おすすめの商品(つみたて投資枠対象):

商品名運用対象信託報酬
eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)全世界の株式年0.05775%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)米国主要500社年0.09372%

どちらか1つを選んで、毎月一定額を積み立てるのがシンプルです。

「どちらがいいか」で迷う場合:

どちらも長期的なパフォーマンスは似ている傾向があるため、好みで選んで問題ありません。


扶養内パートが投資するときの注意点

①扶養の「収入」に投資利益は含まれない

NISA口座での運用利益は非課税であるため、扶養の収入計算に含まれません。

「投資で30万円の利益が出たら扶養を外れる?」という心配は不要です。

ただし、NISA以外(特定口座)で利益が出た場合は、確定申告が必要なケースがあります。NISA口座内の利益は非課税のため確定申告不要です。

②iDeCoは扶養内でも使えるが、節税メリットは限定的

iDeCoも専業主婦・扶養内パートが使えますが、所得控除のメリットは「課税される所得がある場合」にのみ発生します。

年収100万円のパート(住民税の基礎控除・給与所得控除で実質課税なし)の場合、iDeCoの節税効果はほぼありません。

「老後の積立をしたい」という目的でiDeCoを使うのは可能ですが、節税メリットを目的にする場合は効果が限定的であることを理解した上で判断してください。

③NISAの投資資金は「扶養者(夫)から贈与」にならないか

「夫からもらったお金でNISAをやる」という場合、年間110万円を超える贈与には贈与税がかかる可能性があります。

ただし、夫婦間の「生活費・教育費として渡す」お金は贈与とは扱われないのが一般的です。また、年間110万円以下であれば贈与税の申告も不要です。

「NISAのための資金として夫から100万円もらう」といった形で贈与税の問題が生じるかどうかは状況によりますが、月1〜3万円という少額の積立であれば実質的な問題はほとんどありません。


実際に始めてからの記録

NISA口座を開設して月2万円の積立を始めてから1年が経ちました。

「月2万円×12ヶ月=24万円が26万円になった」という感覚です。

最初は「株が下がったら怖い」と思っていましたが、積立を続けるうちに「下がっても毎月同じ金額で買い続けることで平均取得単価が下がる」という感覚が分かってきました。

「相場が下がっても積立を続ける」——これが長期積立の基本で、「怖いから売る」をしないことが大切だと実感しました。


まとめ

扶養内パートでも、NISAを使った投資はできます。

月1万円〜3万円という少額から始められて、扶養の状況・収入額に関係なく口座を持てる。

「自分でお金を増やすことを試してみたい」という場合、NISAはその入り口として最適です。

NISA口座内の利益は非課税なので、扶養を外れる心配もありません。

まず証券口座を開設して、月1万円でも積立を始めることが、一番大切な一歩です。

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