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家賃を月1万円下げた——交渉してみたら意外とあっさり通った話

「家賃って交渉できるの?」と思っている人は多いと思います。

私もそうでした。「家賃は決まっているもの」「交渉なんてできない」と思い込んでいた。

でも3年住んでいたマンションの更新のタイミングで試しに交渉してみたら、月10,000円下がりました。

あっさりと。

年間12万円の節約。5年住めば60万円の違い。「なぜもっと早くやらなかったのか」と後悔したくらいです。


家賃交渉が通りやすい条件

まず「どんな状況なら交渉が通りやすいか」を整理します。

通りやすい条件:

  1. 更新のタイミング(契約更新の1〜2ヶ月前が最適)
  2. 長期入居者(2年以上住んでいる)
  3. 近隣の同条件物件の相場が下がっている
  4. 物件の空室が目立っている
  5. トラブルのない優良入居者

私の場合:3年入居・更新1ヶ月前・同じ築年数・同条件の近隣物件が2,000〜5,000円安い相場になっていた。条件が揃っていました。

通りにくい条件:


交渉前にやった「相場調査」

家賃交渉で最も重要なのは「相場の根拠」を持つことです。

「下げてほしい」だけでは交渉になりません。「この物件の家賃は相場より高い」という根拠が必要です。

やった相場調査:

  1. SUUMO・at home・HOME’Sで同じエリア・同じ条件(築年数・間取り・駅からの距離)の物件を10件以上調べる

  2. 調べた結果をメモする

私が住んでいたのは築12年・2LDK・駅徒歩8分・月96,000円。

調べた近隣物件の相場:月85,000〜92,000円。

私の家賃が相場より4,000〜11,000円高いという根拠ができました。


実際の交渉の流れ

連絡先を確認する

家賃の交渉先は「管理会社」または「大家」です。仲介業者ではありません。

契約書や毎月の振込先を確認して、管理会社の連絡先を調べました。

電話ではなく「書面(メール)」で交渉した

口頭だと「言った・言わない」になりやすく、相手も即答しにくい。メールで伝えると相手が確認・検討する時間が取れます。

私が送ったメールの内容(要約):

〇〇号室の山下と申します。

来月の更新を機に、家賃について相談させていただきたく連絡しました。

3年間大きなトラブルもなく居住しており、引き続き更新を希望しています。

ただ、近隣の同条件物件を調べたところ、月85,000〜92,000円の物件が複数見受けられ、現在の家賃(96,000円)が相場より高めである印象を受けました。

可能であれば、月85,000円〜88,000円程度に見直していただくことはできませんでしょうか。

引き続き長期で住み続けたいと考えていますので、ご検討いただけると幸いです。

ポイントは3点:


返答と最終結果

メールを送って5日後、管理会社から電話がありました。

「大家と確認しましたが、月86,000円まで対応可能です」

最初に希望した85,000〜88,000円の範囲内。

即決せず「確認して折り返します」と伝えてから、翌日「86,000円で更新させていただきます」と回答。

結果:月96,000円 → 月86,000円(月10,000円削減)

更新後の年間家賃:1,032,000円(元:1,152,000円)。更新から1年で120,000円の節約。


断られた場合の対応

交渉が通らないこともあります。その場合の選択肢:

①引っ越しを検討する

「交渉が通らなければ引っ越します」という選択肢は、実は最も強い交渉カードです。

ただし実際に引っ越すと初期費用・引越し費用で30〜50万円かかります。「引っ越し費用 vs 家賃削減額」で計算してから判断する。

②値下げは難しくても「条件改善」を交渉する

家賃そのものを下げるのが難しい場合、「更新料の免除」「フリーレント(1ヶ月分無料)」「駐車場費用の値引き」などを交渉するのも有効です。

③半年〜1年後に再交渉する

断られた場合は一度引いて、次の更新時に再チャレンジする。相場は変動するので、タイミングが変われば結果も変わります。


家賃交渉で失敗しないための注意点

強圧的な交渉をしない

「下げてくれなければ引っ越す」というカードを乱用すると関係が悪化します。あくまで「相談」として進める。

口約束だけで終わらせない

交渉が成立したら必ず「書面(重要事項説明書・契約書)」で金額を確認する。口約束では後でトラブルになることも。

更新直前では遅い

更新の2〜3ヶ月前が理想。更新1週間前では管理会社も動きにくい。


家賃交渉の費用対効果

月10,000円下げた場合の年数ごとの節約額:

期間節約額
1年120,000円
3年360,000円
5年600,000円
10年1,200,000円

「30分のメール作成と交渉」で生み出せるリターンとしては、非常に高い費用対効果です。

もし月5,000円でも下がれば10年で60万円。「やってみる価値はある」どころか「やらない理由がない」です。


交渉を迷っている人へ

「断られたらどうしよう」という不安があると思います。

最悪のケースは「現状維持」です。下がらなかっただけで、何かを失うわけではない。

一方、うまくいけば毎月数千〜1万円単位で固定費が下がる。

家賃は支出の中で最も大きな固定費です。ここを1円でも下げる努力は、スタバを我慢したり昼食を削ったりするより、ずっと大きな効果があります。

更新のタイミングが来たら、一度試してみてください。

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家賃を含む固定費の全体像を把握できます。「毎月の固定費合計はいくらか」を見える化することで、家賃交渉の優先度や引っ越しコストとの比較が判断しやすくなります。

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本記事は2026年時点の情報に基づいています。家賃交渉の成否は物件・大家・管理会社によって異なります。


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