42歳のとき、同僚に「NISAやってる?」と聞かれました。
「いや……今更始めても遅いかなと思って」と答えたら、「え、全然遅くないよ」と言われた。
その一言で始めることにしました。
「遅い」と思っていた理由
「20代に始めるべきだった」という記事をよく見ていた。「複利の効果は若いほど有利」というのも知っていた。
それで「今の自分が始めてもたかが知れている」「どうせあと20年しかない」という気持ちになっていた。
でも冷静に計算してみたら全然「たかが知れた」金額じゃなかった。
42歳からNISAを始めた場合の試算
月50,000円、年利5%で20年(42〜62歳)積み立てた場合:
- 元本:12,000,000円
- 運用後の想定残高:約20,500,000円
- 利益:約8,500,000円(すべて非課税)
「20年あれば十分じゃないか」と気づいた。
通常の証券口座なら利益に約20%の税金がかかりますが、NISAなら0円。8,500,000円の利益に税金がかからないのは、年齢に関係なく大きいメリットです。
実際に始めてみて変わったこと
積立開始:月30,000円からスタート(無理しない金額で)
最初の3ヶ月は含み損でした。怖かった。でも「20年の投資なんだから、最初の3ヶ月で判断しても意味がない」と言い聞かせた。
1年後:元本360,000円 → 残高約395,000円 2年後:元本720,000円 → 残高約820,000円
今は月50,000円に増やして積み立て中。
「今更遅い」は思い込みだった
42歳でNISAを始めて実感したのは、「始めた時点がスタート」ということ。
20代の人より有利なのは確かです。でも「始めなかった42歳」と「始めた42歳」では、20年後の資産が何百万円も違う。
「遅い」のは他の誰かと比べた話。自分の将来との比較で考えたら、今日が一番早いスタートです。
40代でNISAを始める際の注意点
①退職・老後が近いため、ハイリスクな投資は避ける
全世界株式・S&P500のインデックスファンドなら、長期では安定している。個別株や新興国への集中投資は40代以降のNISAには慎重に。
②iDeCoとの使い分けを考える
40代はiDeCoの節税効果も大きい。「NISAをメイン、iDeCoを補完」で両方使うのが基本。
③積立金額は「増やせる余地」を持って設定する
最初に高い金額を設定して生活費が苦しくなるより、余裕のある金額でスタートして後から増やす方が続きます。
マネーフォワード ME
NISA・iDeCoの残高と毎月の積立状況を家計全体と合わせて管理できます。「老後まであと何年、あといくら積み立てれば達成できるか」を確認しながら積み立てましょう。