もうすぐ夏のボーナスシーズンです。ボーナスが入ると「これで何か買おう」という気持ちになりがちですが、使い方次第で数年後の資産に大きな差が出ます。ボーナスをもらったら最初にやるべき5つのことを解説します。
ボーナスを使い切ってしまう人の特徴
ボーナスをもらってもすぐに消えてしまう人の共通パターン:
- 入金直後に大きな買い物をする
- 「せっかくだから」と外食・旅行を奮発する
- 複数の欲しいものを一気に購入する
- 振り込まれた額面を見て金額感覚がずれる
ボーナスは「特別収入」に見えますが、実は月給の後払い分です。計画なしに使うと、毎月の家計が苦しい状況が続きます。
ボーナスをもらったら最初にやる5つのこと
Step 1:手取りを正確に把握する
ボーナスは所得税・社会保険料が引かれた手取り額で考えます。額面の**75〜85%**が手取りになることが多いです。
額面100万円なら、手取りは75〜85万円程度。この金額をベースに計画を立てます。
Step 2:借金・高利子ローンを返済する
カードローン・消費者金融の残高があれば、最優先で返済します。
| 借入 | 金利 | 残高100万円の年間利子 |
|---|---|---|
| 消費者金融 | 年率15〜18% | 15〜18万円 |
| カードリボ払い | 年率15〜18% | 15〜18万円 |
| 住宅ローン | 年率0.5〜2% | 5,000〜2万円 |
消費者金融・リボ残高がある場合、まずここから返済するのが最も合理的です。
Step 3:生活防衛資金の不足分を補填する
月の生活費×3〜6ヶ月分の生活防衛資金が不足している場合、ボーナスで補填します。
生活防衛資金が完成したら、安心して投資を続けられます。
Step 4:新NISAに追加投資する
生活防衛資金が確保できていれば、ボーナスの一部を新NISAに入れます。
年間の積立投資枠(最大360万円)に余裕があれば、スポット投資(一括購入)も有効です。特にインデックスファンドのスポット購入は、市場の成長を早期に取り込めます。
Step 5:残りを「使途別」に割り振る
ここまで終わったら、残りを使い道別に割り振ります。
ボーナスの配分例(手取り50万円の場合):
| 使途 | 金額 | 割合 |
|---|---|---|
| ローン返済(あれば) | 0〜10万円 | 0〜20% |
| 生活防衛資金補填 | 0〜15万円 | 0〜30% |
| 新NISA追加投資 | 10〜20万円 | 20〜40% |
| 旅行・欲しいもの | 5〜15万円 | 10〜30% |
| 残高貯蓄 | 残り | — |
先に貯蓄・投資分を確定させてから、残りで楽しむのが基本です。
ボーナスで絶対にやってはいけないこと
❌ FX・仮想通貨への一括投資
まとまったお金が入ったとき「一発逆転」を狙いたくなる心理が働きます。しかしFX・仮想通貨は短期で大きく動くため、ボーナスを失うリスクが高いです。
❌ セールで必要以上に買い込む
「今が安い」と必要以上に買い込むと、結局使わないものが増えるだけです。
❌ 全額を旅行・外食に使う
楽しむことは大切ですが、ボーナス全額を一時的な楽しみに使うと、手元に何も残りません。
ボーナスの使い道を家計簿アプリで管理
マネーフォワード ME
ボーナス入金・使い道を記録・管理。「ボーナスをどこに使ったか」を後から確認できます。計画通りに使えているかチェックするのに最適な家計簿アプリ。
まとめ
ボーナスをもらったらこの順番で行動してください:
- 手取り額を確認する
- 高利子ローンを返済する
- 生活防衛資金を補填する
- 新NISAに追加投資する
- 残りで楽しむ
この順番を守るだけで、数年後の資産が大きく変わります。