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お金と、少しずつ仲良くなる
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暴落時に「売らない」ために知っておくこと

年収350万円だった28歳の私は、最初の暴落で資産の20%を失い、パニックで全額売った。その3ヶ月後、相場は回復していた。あの損失は約40万円だ。


投資を始めたあなたへ告白しよう——暴落は必ず来る。2008年リーマンショックで日経平均は48%下落。2020年コロナショックでは3週間で30%超の下落を記録した。そして今後も必ず来る。問題は「いつ来るか」ではなく、「その日にあなたが売るかどうか」だ。売ってしまえば損が確定し、回復を待てない。この記事では、暴落の日にも「売らない自分」を作るための具体的な準備をお伝えする。


1. 「生活費6ヶ月分の現金」が最強の精神安定剤

暴落で売ってしまう最大の理由は「お金が足りなくなったら困るから」だ。つまり、生活防衛資金がないまま投資している人は、暴落時に必ず売る羽目になる。

月生活費25万円なら、150万円を現金で確保してから投資を始める。これが大前提だ。年収500万円の会社員なら、貯金150万円を維持しながら残りを投資に回す。そうすることで、資産が20%下落しても「生活には関係ない」と冷静でいられる。

「でも150万円なんてすぐ用意できない…」——なら今は投資より貯金が先だ。まず3ヶ月分の生活費75万円を貯め、そこから少額投資を始める。順番を守るだけで、暴落への耐性が劇的に変わる。

売らなくて済む環境を整えることが、長期投資成功の8割を占める。

2. 暴落時の行動を「今」決めておく——投資方針書の作り方

感情が揺れる前にルールを作れ。これが暴落を乗り越えるプロの戦略だ。今すぐ以下を紙またはスマホのメモに書き出してほしい。

  1. 投資ゴール:「60歳までに2,000万円を作る」
  2. 毎月の投資額:「毎月3万円、自動積立」
  3. 投資期間:「25年間、途中で止めない」

この3行が「投資方針書」だ。スマホの写真フォルダに保存しておく。相場が急落して心が揺れた日、この方針書を開く。それだけで「なぜ始めたか」を思い出せる。

「でも下がり続けたらさすがに売らないとダメじゃ…」——歴史上、先進国の株式市場は必ず回復している。問題は「その回復を待てるか」だけだ。方針書がある人は待てる。

さらに確実な方法がある。毎月3万円を自動積立に設定すること。感情が入り込む余地がなくなり、暴落時は「安く多く買えるボーナス期間」に変わる。これをドルコスト平均法という。

3. 暴落を「機会」に変える思考の切り替え方

初心者の反応は「損している…売ろう」。だが中級者以上の反応は「安くなった、追加で買おう」だ。この違いは知識ではなく「解釈の習慣」で決まる。

暴落時にすべき行動はシンプルに3つだ。

  1. 証券口座アプリを開く回数を週1回以下に減らす
  2. SNSの株価情報ニュースフィードをミュートする
  3. 積立額が少なければ、この機会に増額を検討する

2008年リーマンショック後に積立を続けた人は、2013年には含み益がプラスに転じている。売った人は、その回復を指をくわえて見ていた。


まとめ

暴落時に「売らない」ための準備は3つ——生活費6ヶ月分の現金確保、投資方針書の作成、自動積立の設定。この3つを今日整えることで、あなたの長期投資は99%成功に近づく。

次の記事では【投資信託の分配金再投資の仕組みと選択基準】をお伝えする。


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