30歳のとき、初めて買ったトヨタ株が1週間で3万円の含み損になった。焦って売りたい衝動を抑え、基本を学んでから1年後に7万円の利益で売却した。あの3万円の含み損が、今の資産形成の土台になっている。
1. 株式投資とは「企業のオーナーになる行為」
株式投資は難しく言えば「有価証券の購入」だが、本質はシンプルだ。企業の株を買うとは、その企業の一部のオーナーになることだ。
100万円でトヨタ株1000株を買ったとする。トヨタの総株数が1000万株なら、あなたは0.01%のオーナーだ。企業が儲かればあなたも儲かる。それだけだ。
株式で利益を得る方法は2つある。1つはキャピタルゲイン——100万円で買った株を150万円で売れば50万円の利益だ。もう1つは配当金——企業が利益を上げたとき株主に還元するお金で、1株あたり100円の配当が出れば1000株で10万円受け取れる。
「でも株って難しそうで始められない…」と感じた方へ——口座開設から最初の購入まで、今は最短3日で完了する。難しさは「知らないこと」から来ている。知れば怖くなくなる。
2. 実際の株購入から売却まで5ステップで理解する
ステップ1:証券会社に口座を開く 楽天証券・SBI証券・松井証券など。ネット証券なら手数料が安く、5分で申し込める。
ステップ2:銘柄を選ぶ 「トヨタ自動車」を買いたいなら、証券アプリで「トヨタ」と検索する。現在の株価がリアルタイムで表示される。
ステップ3:注文を出す 「100株買う」と入力する。株価が2500円なら2500円×100株=25万円が必要だ。手数料は100〜500円程度上乗せされる。
ステップ4:株を保有する あなたはオーナーになる。決算時期に配当金が振り込まれ、企業情報がメール配信される。
ステップ5:売却する 株価が値上がりしたタイミングで売る。3000円に上がったなら30万円で売却、25万円との差で5万円の利益だ。
急いで売る必要はない。5年・10年と長く保有するほど複利効果で資産が増える。
3. 初心者が今日からできる3つの行動
行動1:証券会社の口座を今週中に開く 楽天証券かSBI証券で十分だ。費用はかからない。初心者向けのサポート体制も充実している。
行動2:投資信託から始めることを検討する 個別株は1銘柄25〜30万円必要なことが多いが、投資信託なら100円からスタートできる。複数の企業に一度に投資できるのでリスクも分散できる。月3万円の積立なら投資信託がおすすめだ。
行動3:決算説明会動画を1本見る YouTubeで「トヨタ決算説明会」と検索する。企業の社長が「今期の売上は1000億円増加しました」と話している動画が見られる。数社見るだけで企業を選ぶ視点が変わる。
「でも何から手をつければいいかわからない…」と感じた方へ——まず証券口座を開くだけでいい。口座があれば、次のステップが自然と見えてくる。
次の記事では【株価が上がる仕組みと下がる仕組み】をお伝えする。
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