スクラッチ宝くじがXでトレンド入りしています。スクラッチを買う気持ちはわかります。でも「期待値」で計算すると、同じお金の使い方として積立投資と比べたときに大きな差が出ます。数字で確認しましょう。
スクラッチ・宝くじの期待値の真実
スクラッチくじの期待値
スクラッチくじの還元率は公式に**約46〜47%**です。
| 購入額 | 期待できる当選金 | 手元に残らない金額 |
|---|---|---|
| 1,000円 | 約460〜470円 | 約530〜540円 |
| 5,000円 | 約2,300〜2,350円 | 約2,650〜2,700円 |
| 毎月3,000円(年間) | 年間約16,560〜16,920円 | 年間約19,080円 |
買うたびに半額以上が消えていくのが宝くじ・スクラッチの仕組みです。残りは運営費・印刷費・販売コストに消えます。
「でも1等が当たれば」という話
スクラッチの1等当選確率は通常1/10万〜1/50万程度です。
毎日1枚(300円)買い続けたとして、1等を引くまでに必要な金額:
- 確率1/10万の場合:平均3,000万円分購入が必要
- 確率1/50万の場合:平均1億5,000万円分購入が必要
1等の賞金がどれだけ高くても、期待値を計算すると「買えば買うほど損」になります。
同じ金額を積立投資したら?
毎月スクラッチ・宝くじに使っているお金を、インデックスファンドの積立投資に回した場合を計算します。
月3,000円(年間36,000円)の積立
| 期間 | 元本 | 運用後総額(年利5%) | 利益 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 18万円 | 約20.4万円 | +2.4万円 |
| 10年 | 36万円 | 約46.6万円 | +10.6万円 |
| 20年 | 72万円 | 約123.3万円 | +51.3万円 |
| 30年 | 108万円 | 約249.6万円 | +141.6万円 |
月3,000円のスクラッチ代を30年間積み立てると、約250万円になります。
月1万円の積立
| 期間 | 元本 | 運用後総額(年利5%) | 利益 |
|---|---|---|---|
| 10年 | 120万円 | 約155.2万円 | +35.2万円 |
| 20年 | 240万円 | 約411万円 | +171万円 |
| 30年 | 360万円 | 約832万円 | +472万円 |
スクラッチを楽しみながら投資も続ける方法
「スクラッチは娯楽だからやめたくない」という人へ。完全にやめる必要はありません。
推奨バランス:
- スクラッチ・宝くじ:月500〜1,000円(娯楽費として予算を固定)
- 積立投資:月5,000〜1万円(絶対に削らない)
スクラッチは「当たったらラッキー」のエンタメとして楽しみ、老後の資産は積立投資で着実に作る。この二刀流が現実的です。
積立投資の始め方
新NISAを使えば、投資利益が非課税になります。毎月の積立は楽天カードで設定すると、積立額の最大1%が楽天ポイントに。
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まとめ
スクラッチがトレンドになるほど人気なのはわかります。でも数字で見ると:
- スクラッチ:買うたびに半額以上が消える
- 積立投資:時間が経つほど増える
同じ月3,000円でも、30年後の差は約250万円。「スクラッチをやめて投資する」か「スクラッチ予算を固定して投資も始める」——どちらかを今日決めることが最初の一歩です。