28歳のとき、給料日後に友達に飲みに誘われると断れなかった。1回5,000円くらいの飲み会が月に3〜4回。気づいたら月末に残高が3,000円しかなくて、ATMの前でため息をついた。
「節約しなきゃ」と思うたびに、自分がどこに使っているのかすら把握できていなかった。問題は収入ではなく「見えない家計」だった。
この記事は「毎月気づいたらお金がない」人に向けた話
収入が特別少ないわけではないのに、月末に残高がほぼゼロになる状態を繰り返している人に向けた内容だ。
「見えない支出」が年間いくら消えているか
月収23万円(手取り)に対して、どう計算しても23万5,000円使っていた。毎月5,000円の赤字を「なんとなく」やり過ごしていた状態だ。
| 項目 | 月額 | 年額 |
|---|---|---|
| 使っていないサブスク | 3,000円 | 36,000円 |
| コンビニの「ついで買い」 | 8,000円 | 96,000円 |
| 無意識の付き合い飲み代 | 12,000円 | 144,000円 |
| 合計 | 23,000円 | 276,000円 |
年間27万円超が「なんとなく」消えていた。把握するだけで、この損失を止められる。
「でも収入が低いから節約なんて限界がある…」と感じた方へ。 収入が低いほど「気づき」の効果は大きい。月23万円の収入で年27万円が見えない支出に消えているなら、支出を把握するだけで貯金ゼロ→プラスに転換できる余地がある。収入を増やす前に、まず「漏れを止める」のが先だ。
3ステップ家計管理で収支をプラスにする
ステップ1:過去3ヶ月の支出を7項目で集計
クレジットカードの明細、銀行の引き出し履歴を引っ張り出して、以下の7項目に分けるだけ。
- 食費
- 交通費
- 娯楽費(飲み会・趣味)
- 衣服費
- サブスク・通信費
- 家賃などの固定費
- その他
アプリも不要。紙に書くだけで十分だ。
ステップ2:「削れる支出」を1つだけ探す
全部一気に節約しようとすると確実に挫折する。7項目を眺めて、「これはちょっと多いな」と思う項目を1つだけ選ぶ。月4回を月2回に減らす。それだけでいい。
「でも家計簿を続けるのが苦手で毎回挫折してしまう…」と感じた方へ。 3ヶ月分を1回だけ集計すればいい。毎日記録する必要はない。過去のカード明細を見るだけで8割の支出が把握できる。挫折する前に「1回だけやる」から始める。
ステップ3:貯金を先に確保する
削減できた分を「余ったら貯金」ではなく、給料日に自動で別口座へ移す設定をする。月1万円でも、年間12万円になる。3年で36万円。「貯まらない人」がこの金額を見たとき、心理的な安心感は数字以上に大きい。
今日できる最小アクション1つ
今日、スマホかノートで先月1ヶ月分の支出を7項目で分類する。合計15分で終わる作業だ。「どこに使っているか」を知るだけで、次のアクションが自然と見えてくる。
「見える化」を始めてから3ヶ月で、収支はプラスに転じた。特別な節約をしたからではなく、ただ「知った」からだ。
次の記事では【先取り貯金の仕組みを作る方法】をお伝えする。
おすすめクレジットカード: ポイント還元率が高く、年会費無料のカードを選ぶのが基本です。