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医療費控除で取り戻せるお金の計算方法

「節税って、お金持ちがやること」と思っていた28歳のころ、年収350万の私は毎年10万円以上を医療費に使いながら、申告しないまま数万円を見捨てていた。「確定申告が面倒」の一言で諦めた結果、5年間で取り戻せたはずの約15万円が税務署に消えた。1年で3万円、5年で15万円。知っているだけで変わる金額だ。


1. 医療費控除とは?仕組みをシンプルに理解する

年間に支払った医療費が10万円を超えた場合、その超えた分を所得から引いて所得税の納税額を減らせる制度だ。

年収500万円の会社員が年間に医療費として12万円使ったケースを見てみよう。医療費控除の計算は(12万円 − 10万円)= 2万円が課税所得から差し引かれる。税率20%なら2万円 × 20% = 4000円の節税だ。医療費が多いほど効果は大きく、家族全員の医療費を合算できるため世帯で見ると数万円規模の還付になることも珍しくない。

「でも会社員は年末調整で全部終わってるんじゃ…」と思う人も多い。医療費控除は年末調整では受けられない。確定申告を自分で行う必要がある。知らないまま過ごせば、毎年数千円〜数万円を取り損ねることになる。

2. 医療費控除の対象と対象外——何が数えられるのか?

対象になる医療費:

対象にならない費用:

「でも領収書を全部取っておくなんて無理…」という声もわかる。年明けから医療費の領収書を一つの封筒にまとめるだけでいい。習慣化すれば1月から12月の収集が苦にならなくなる。

3. 実際に計算してみよう——あなたがもらえるお金はいくら?

ステップ1:医療費の合計を出す 1月〜12月に家族全員が支払った医療費を合計する。妻の出産費用・子どもの歯科・自分の通院費など、すべて合算できる。

ステップ2:控除額を計算する 合計から10万円(または総所得金額の5%、低い方)を引く。合計20万円なら、20万円 − 10万円 = 10万円が控除額だ。

ステップ3:節税額を計算する 控除額に自分の所得税率をかける。税率20%なら10万円 × 20% = 2万円が戻ってくる。


今日できる最小アクション: 昨年1年分の医療費領収書を一か所に集めて合計額を計算する(10分)。10万円を超えていたら確定申告で申告する。



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