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住宅ローン控除の全容と申請のやり方

念願のマイホームを購入した翌年、確定申告をしなかった友人は年間29万円の控除を丸ごと受け損ねた。「面倒だから来年やろう」の先送りが、13年間で数百万円規模の損失につながるとは思っていなかったそうだ。初年度の申告を1回するだけで、2年目以降は会社の年末調整で自動的に処理される制度なのに。


1. 住宅ローン控除とは?あなたが知るべき基本のキ

住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)は、マイホームのローン残高に応じて毎年の所得税から直接差し引ける制度だ。「家を買った人の税負担を減らす」国の仕組みで、条件を満たせば確実に適用される。

3000万円の住宅ローンを組んで購入した場合、初年度のローン残高が2900万円なら、2900万円 × 0.7% = 20.3万円が所得税から引かれる(2022年以降の新制度)。控除期間は13年間。夫婦で共有名義の場合はそれぞれが控除を受けられるため、合計額はさらに大きくなる。

「でも申請が難しそうで…」という声は多い。初年度だけ確定申告が必要で、2年目以降は会社の年末調整で完了する。一度やり方を覚えれば、後は毎年10分の書類提出で済む。

2. あなたが本当に対象?申請前に確認すべき5つの条件

以下の条件にすべて当てはまる必要がある。

① 購入した家の床面積が50㎡以上(登記簿謄本で確認) ② 返済期間が10年以上のローン ③ 本人が住む家(別荘・投資物件は対象外) ④ 年収が2000万円以下(2022年以降の改正後) ⑤ その年の12月31日までに入居している

特に③と⑤は見落としやすい。「家を買ったのにまだ引っ越していない」という状態では、その年の控除が受けられない。入居日と申請タイミングをセットで確認しておこう。

3. 初年度は確定申告、2年目以降は年末調整でOK

初年度(確定申告) 2月中旬〜3月中旬の確定申告期間に税務署またはe-Taxで申告する。必要書類は次の5点:

「でも税務署に行くのが大変で…」という場合はe-Taxで自宅から申告できる。マイナンバーカードがあれば30分で完了する。

2年目以降(年末調整) 毎年10〜11月に金融機関から送られてくる「年末調整用の証明書」を会社の人事部に提出するだけ。税務署に行く必要はない。


今日できる最小アクション: 住宅ローンを借りている金融機関に電話して、残高証明書の送付時期を確認する(5分)。初年度なら今すぐ確定申告の準備を始める。



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