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社会保険料控除で節税する方法

給料明細を開くたびに「健康保険料」「厚生年金保険料」の数字に気が重くなっていた28歳のころ。毎月5万円近くが引かれているのに「どうせ変えられない」と諦めていた。でも年収480万円で社会保険料が年60万円なら、それがそのまま年間12万円の節税につながっていることを、当時は理解していなかった。仕組みを知ると、さらに節税を増やせる余地があることも見えてきた。


1. 社会保険料控除とは?年間いくら節税できるのか

社会保険料控除は、給料から引かれた社会保険料を「税金の計算の前に差し引く」制度だ。

年間給料480万円で社会保険料が年60万円なら、480万円ではなく「420万円」に対して税金がかかる。所得税と住民税を合わせた税率が約20%なら、年60万円の社会保険料で年間約12万円の節税効果になる。

しかもサラリーマンなら申請不要で自動的に適用される。ただし、この恩恵をさらに大きくする方法がある。

2. あなたの社会保険料をもっと増やす「3つの実践方法」

方法① 国民年金の追納・後納制度を活用する 学生時代など国民年金を納めていない期間があれば、今からでも遡って支払える。「追納」や「後納」といい、数十万円をまとめて支払うと、その年の社会保険料控除になる。年収400万円の人なら40万円の追納で約8万円の節税になる。市役所の窓口に電話で問い合わせるだけで状況がわかる。

方法② iDeCo(個人型確定拠出年金)への加入 iDeCoの掛金は全額が社会保険料控除と同じ節税効果を生む。月2万3000円なら年27万6000円が控除されるので、約5万5000円の節税だ。老後資金の積み立てと節税が同時に実現する。

方法③ 配偶者の扶養の見直しをする 配偶者がパートなど少額の収入がある場合、社会保険の加入要件を確認する。適切に加入すれば家計全体の社会保険料控除が増える。

「でも追納なんて数十万円、今すぐ用意できない…」という場合は分割払いも相談できる。市役所の年金窓口に聞いてみてほしい。

3. 今月から始める「3ステップ行動計画」

ステップ1:給料明細を確認する(今週中) 健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料の金額を確認して記録する。月額で約5000〜1万5000円の社会保険料が引かれているはずだ。

ステップ2:市役所に電話する(今月中) 「国民年金の追納制度について教えてください」と伝えるだけで、追納できる期間と金額がわかる。通常、電話5分で確認できる。

ステップ3:iDeCoの資料請求をする(今月末) 楽天証券かSBI証券のウェブサイトから資料請求する。月々いくら積み立てるかを決めて、来月から設定するだけだ。


今日できる最小アクション: 手元の給料明細を開いて、社会保険料の合計額を計算する(3分)。年額に換算して、どれだけの節税効果が働いているかを確認する。


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