これは、「ふるさと納税はやってみたいけど手続きが面倒そう」と感じている人のための話だ。
28歳でふるさと納税を始めようとしたとき、「確定申告が必要」という言葉だけで尻込みしていた。年末調整だけで済んでいた会社員にとって、確定申告は心理的なハードルが高い。でもワンストップ特例制度の存在を知ってからは、返礼品を楽しみながら住民税も減らせて、「やらない理由がない」と思えるようになった。
やらないと、毎年いくら損しているのか
ふるさと納税は寄付額から2,000円を引いた金額が税金から控除される。
年収400万円の独身なら約4万2,000円まで寄付できる。つまり、実質2,000円の自己負担で4万円分の返礼品(米・肉・魚介類など)がもらえる計算だ。これを毎年やらないと、実質的に年間4万円相当の機会を捨てていることになる。
3ステップで判断する
ステップ1:ワンストップ特例が使えるか確認する 以下をすべて満たすならワンストップ特例一択。
- 寄付先が5自治体以内
- 給与所得のみで副業・フリーランス収入なし
- 医療費控除・住宅ローン控除を使っていない
- 翌年1月10日までに申請書を提出できる
ステップ2:確定申告が必要な場合は一緒に処理 副業収入がある、医療費が年10万円を超えた、住宅ローン初年度などは確定申告が必要だ。その場合はワンストップ特例を使わず、確定申告で一括処理した方がシンプルだ。
ステップ3:控除上限額をシミュレーターで確認して寄付する 「ふるさとチョイス」「さとふる」などのサイトに無料シミュレーターがある。年収・家族構成を入力するだけで上限額が出る。上限を超えると自己負担が増えるので必ず確認する。
「確定申告って難しそう」という方へ。 会社員でふるさと納税だけの申告なら、確定申告書の記入は15〜30分で終わる。e-Taxを使えばオンラインで完結し、税務署に行く必要もない。「難しい」というイメージは、一度やれば消える。
今日からできる最小アクション
今日中に「ふるさとチョイス」などのサイトで自分の控除上限額を調べる。 年収と家族構成を入れるだけで1分でわかる。その金額の範囲で返礼品を選んで寄付するだけ。申請書は返礼品と一緒に届くことが多く、書いて返送するだけでワンストップ特例は完了する。
「6自治体以上に寄付したいんだけど」という方へ。 6自治体以上になるとワンストップ特例は使えず、確定申告が必要になる。でも節税効果は同じだ。確定申告が面倒なら、まず5自治体以内に絞って始めてみる方がいい。慣れてきたら範囲を広げればいい。
次の記事では「節税と脱税の明確な違い」を解説する。「グレーゾーン」だと思っていた節税行為が実は脱税になるケースと、会社員でも今日から使える合法的な節税手段をお伝えする。
ふるさと納税を始めるなら: 実質2,000円で返礼品がもらえます。シミュレーターで上限額を確認できます。