Skip to content
お金と、少しずつ仲良くなる
Go back

10年後の資産額をシミュレーションしてみる

「老後が不安」と言いながら、具体的な数字を出すのを避け続けている。月いくら積み立てたら10年後にいくらになるのか、計算すること自体が怖い気がして、エクセルを開いてはそっと閉じてきた。その「見ないこと」の代償が、じわじわと大きくなっている。

月4万円を年利5%で10年積み立てると約620万円になる。同じ4万円を銀行に預け続けると約480万円。差は140万円以上だ。この差を「知っていたのに動かなかった」10年分の損失と言い換えることもできる。


ステップ1:自分のシミュレーション数字を1分で出す

複雑な計算は不要だ。金融庁の「資産運用シミュレーション」ページに月の積立額・年数・想定利回りを入れるだけで自動計算される。

目安として以下を参考にしてほしい。

30代前半・月4万円積立(年利4.5%・10年)の場合

40代前半・月6万円積立(年利4.5%・10年)の場合

大事なのは「どこに預けるか」だ。同じ月4万円でも、銀行(年利0.001%)なら10年後に480万円のまま。つみたてNISAで全世界株式インデックスに預ければ620万円になる。

「年利5%なんて保証はないでしょ?」 保証ではなく、過去20年の平均実績が根拠だ。S&P500の過去30年平均は年約10%、全世界株式でも年5〜7%のデータがある。保証はないが、根拠がある数字だ。銀行の0.001%という数字も同様に保証ではなく、現実の実績だ。

ステップ2:つみたてNISA口座で「全世界株式インデックス」を設定する

口座開設はSBI証券か楽天証券で、スマートフォンから10分で申し込める。つみたてNISAなら年間40万円(月約3.3万円)まで、利益が非課税になる。通常は利益の約20%が税金として引かれるが、それがゼロになる。

ファンドは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」一択で十分だ。世界約3,000社に自動分散、信託報酬0.05775%で業界最安水準。個別株を選ぶ知識は一切不要だ。

「今の生活でも余裕がないのに、毎月4万円は無理…」 まず月5,000円から始められる。月5,000円でも10年で約78万円になる(年利5%計算)。重要なのは金額より「始めること」と「続けること」だ。余裕ができたら増やせばいい。

ステップ3:給料日翌日に自動積立を設定して放置する

給料が入ったその翌日に自動引き落としを設定する。これで意志力ゼロで積み立てが続く。設定後は3ヶ月に1回だけ残高確認をして、あとは放置する。

毎日チェックすることが、長期投資の最大の敵だ。値動きに反応して売買を繰り返すと、手数料と税金で資産が削られ、シミュレーション通りの結果が出なくなる。


今日できる最小アクション

今日、金融庁「資産運用シミュレーション」で自分の積立額・年数・年利5%を入力して、10年後の数字を1つ出す。

その数字を見た後で「それでも動かない理由」があるなら、改めて考えればいい。まず自分の10年後の数字を知ることが、行動の起点になる。


新NISAを始めるなら: 手数料ゼロ・クレカ積立でポイント還元が高いSBI証券または楽天証券がおすすめです。


Share this post on:

Previous Post
子供の教育費を投資で準備する方法
Next Post
金融庁が推奨する長期・積立・分散投資とは