年収350万円だった28歳の私が初めて決算書を開いたとき、「売上1,200億円」という数字を見て「大きそう」としか思えなかった。でもたった3つの指標の見方を学んだ翌週、同じ数字を見て「利益率が低すぎる、割高だ」と判断できるようになっていた。
ファンダメンタルズを無視して株を買うと、割高つかみで30〜50%損するリスクがある
「有名だから」「株価が上がってるから」という理由だけで買った株は、実態と乖離した高値圏であることが多い。2020〜2021年のテックバブル期に割高なまま飛びついた個人投資家の多くが、2022年に40〜60%の含み損を抱えた。ファンダメンタルズを知らずに100万円を投じると、気づいたときには40万円以上が消えている可能性がある。
「決算書って難しくて読む気がしない…」と感じた方へ。 最初に見る数字は3つだけでいい。難しい会計知識は一切不要で、無料サイトで5分以内に確認できる。
初心者が最初に見る3つの数字
①売上高の3年推移
過去3年で毎年10〜20%以上増えていれば成長中の証だ。減少が続いていれば事業が衰退しているサインになる。
②営業利益率(利益÷売上×100)
売上100億円で利益10億円なら利益率10%。業界平均より高いほど、コスト管理が優秀で競争力がある企業だ。
③自己資本比率
50%以上なら財務が安定している。20%以下は借金過多で、景気後退時に経営が傾くリスクが高い。
割安・割高を判断する2指標
PER(株価収益率)=株価÷1株当たり利益。15〜25倍が一般的に適正水準、30倍超は割高のサインだ。
PBR(株価純資産倍率)=株価÷1株当たり純資産。1倍以下は「解散価値以下」という超割安水準。3倍超は割高と判断されることが多い。
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次の記事では【決算書の読み方。営業利益と純利益の違い】をお伝えする。