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IPO投資の基本と当選確率を上げる方法

31歳のとき、同期から「IPOで当選して20万円儲かった」という話を聞いた。当時の私の口座は1社だけ。正しい戦略を持てば年に2〜3回は当選できると知ったのは、その翌月に5社へ口座を広げてからだった。


IPO投資を知らないまま1社だけで応募し続けると、当選確率1%以下が続いて年間機会損失は数十万円になる

人気IPO銘柄は公開価格から初値が50〜100%上昇することも珍しくない。2023年の注目銘柄では公開価格1,500円が初値2,300円(53%上昇)になったケースがある。1社だけで応募し続けている場合、当選確率は1%以下のまま変わらない。複数口座で応募すれば当選チャンスは単純に口座数倍になる。

「IPO当選なんて宝くじみたいなもので、自分には無理そう…」と感じた方へ。 戦略次第で当選確率は確実に上げられる。10社に口座を持てば、1社の場合と比べて当選チャンスは10倍だ。口座開設は無料で、維持費もかからない。


当選確率を上げる3つの戦略

戦略①:複数の証券会社に口座を開設する

SBI証券・楽天証券・野村証券・SMBC日興証券・マネックス証券など最低5社に口座を持つ。各社で独立した抽選が行われるため、申し込み先が多いほど当選確率が上がる。

戦略②:主幹事証券を狙う

各IPOには「主幹事証券」と「副幹事証券」がある。主幹事は配分株数が最も多く、当選確率が他より高い。目論見書の1ページ目に必ず記載されているので確認する習慣をつける。

戦略③:資金確保方式の証券会社を活用する

申し込み時に購入資金の入金が必要な証券会社(SBI証券など)は、手間がかかる分だけ競争相手が減り、相対的に当選確率が上がる傾向がある。


当選後の銘柄見極め3ポイント

当選しても全員が買うべきではない。公開価格割れになりそうな銘柄は辞退することも戦略だ。

  1. 公開価格のPERが業界平均より著しく高くないか
  2. 上場後の業績見通しが右肩上がりか
  3. 主幹事証券のIPO評価が「A」以上か(各社IPO評価サイトで確認できる)

「5社に口座を持つのが面倒で、結局1社のままになりそう…」と感じた方へ。 口座開設は1社あたり15〜20分で完了する。5社でも2時間以内だ。一度開設すれば毎年のIPO応募で自動的に恩恵を受け続けられる。最初の2時間が、その後何年も機会を生み出す。


次の記事では【株の信用取引は初心者が手を出すべきか】をお伝えする。


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