29歳で転職したとき、会社の社会保険が変わったのに保険を一切見直しませんでした。30歳で初めてライフステージに合わせた保険の考え方を知り、独身時代のままの死亡保障が過剰になっていたことを発見。毎月6,000円以上の無駄を2年間見逃していたことに気づき、合計14万4,000円を捨てていたと後悔しました。年収350万円、貯金ほぼゼロだった私の経験からお伝えします。
1. 20代独身が終身保険に入ると30年で1,080万円を損する理由
20代独身に必要なのは、シンプルな定期保険(掛け捨て)だけです。月2,000円程度で月給の2年分(月給30万円なら720万円)の保障が得られます。守るべき扶養家族がいないこの時期、それ以上の保障は不要です。
一方、終身保険は月5,000円以上が相場です。定期保険との差は月3,000円、30年間で1,080万円の差になります。「でも将来のために積み立てた方がいいのでは?」と感じた方へ——保険の積立利回りは0.5〜2%程度で、同じ金額を投資信託に回した場合の5〜7%とは大きな差があります。浮いたお金を貯金や投資に回す方が、将来の資産は確実に大きくなります。
2. 結婚・出産で変わる保険ニーズ。3ステップで正しく見直す方法
子どもが生まれたとき、必要な保障額は一気に増えます。月給30万円の家計で子ども1人を22歳まで育てるには、約3,000万円の死亡保障が目安です。
見直しの3ステップはこれだけです。
- 現在の保険証券を全部並べて、月々の保険料合計を計算する
- 死亡保障額を「生活費×残り養育年数」で逆算し、過不足を確認する
- 不要な医療保険・特約を削り、浮いた分を死亡保障に集中する
「でも医療保険がないと病気のとき困るのでは?」と感じた方へ——日本には高額療養費制度があり、月の自己負担は約9万円が上限です。貯金100万円があれば大半の病気に対応できます。この時期は死亡保障を厚くし、医療保障は最小限で十分です。
3. 40代からは「保障の卒業計画」を立てると年間12万円節約できる
子どもが22歳で独立するなら、その5年前から死亡保障を段階的に減らしていきます。3,000万円の定期保険を1,500万円に減らすだけで、月4,000円の保険料が月2,000円に下がります。5年で12万円の節約です。
子どもの独立後は500万円程度まで下げれば月500円程度で済みます。その浮いた月3,500円を25年間、年利3%で積み立てれば130万円以上の老後資金になります。40代は保険を「増やす時期」ではなく「卒業計画を立てる時期」です。今すぐ保険代理店に保障の逓減プランを相談してください。
次の記事では【独身・既婚・子あり別の保険戦略】をお伝えする。
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