「新NISAを始めたいけど、何を買えばいいかわからない」
投資を始めようとしたとき、最初の壁がこれです。投資信託は2,500本以上あります。選べません。
でも実際のところ、長期の積立投資で選ぶべきファンドは3〜5本程度に絞られます。この記事では、私が実際に積み立てているファンドを含めて、2026年時点でおすすめのインデックスファンド3本を紹介します。
インデックス投資で選ぶべきファンドの条件
まず、どんなファンドを選べばいいかの基準を整理します。
条件1:信託報酬(コスト)が年0.2%以下
信託報酬は毎年かかる運用コストです。1,000万円の資産に0.5%なら年5万円、0.1%なら年1万円の差が出ます。30年積み立てると、このコスト差は数十万〜数百万円になります。インデックスファンドを選ぶなら信託報酬は年0.2%以下、できれば0.1%前後を目標に選びましょう。
条件2:純資産総額が大きい(1,000億円以上)
純資産が小さいファンドは、運用会社の判断で「繰上償還(ファンドの強制終了)」になるリスクがあります。1,000億円以上あれば、まず安心です。今回紹介する3本はすべて数千億〜数兆円規模です。
条件3:インデックス(指数)への連動を目指す
アクティブファンドは、ファンドマネージャーが銘柄を選んで市場平均を上回ることを目指します。しかし長期では多くのアクティブファンドはインデックスに勝てないというデータがあります。低コストでインデックスに連動するパッシブ運用が、長期積立には最適です。
条件4:新NISAのつみたて投資枠で買える
新NISAのつみたて投資枠で購入できるのは、金融庁が一定の基準を満たすと認めたファンドのみです。今回の3本はすべてつみたて投資枠対応です。
おすすめ3選
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
通称「オルカン」。2026年現在、新NISAで最も人気の高いファンドです。
特徴
全世界の株式市場(先進国+新興国、約50カ国・3,000銘柄以上)に分散投資するファンドです。1本持つだけで、米国・日本・欧州・アジアなど全世界への投資が完結します。
- 信託報酬:年0.05775%(業界最安水準)
- 純資産総額:5兆円超(2026年現在)
- 指数:MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス
こんな人に向いている
- 「米国一強が崩れたら怖い」と感じる方
- 世界全体の経済成長に乗りたい方
- 1本で完結させたい方(最もシンプル)
米国株の比率が約60%を占めるため、実質的には「米国株+世界分散」のファンドです。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
通称「S&P500」または「スリムS&P500」。過去の運用実績では米国市場の力強さを実感できるファンドです。
特徴
米国の代表的な企業500社(Apple・Microsoft・Amazon・Google・Nvidiaなど)の株価指数に連動します。
- 信託報酬:年0.09372%(業界最安水準)
- 純資産総額:6兆円超(2026年現在・オルカンを上回る)
- 指数:S&P500インデックス
実績について
S&P500の過去30年(1995〜2025年)の年率リターンは約9〜10%程度(ドルベース)です。円ベースではさらに高くなった年もあります。ただし、過去の実績は将来を保証するものではありません。
こんな人に向いている
- 米国経済の成長に確信を持っている方
- 高いリターンを長期で狙いたい方
- 米国集中でもリスクとして受け入れられる方
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
通称「SBIバンガード全米」または「VTI連動ファンド」。S&P500よりも広く、米国市場全体(約4,000銘柄)に投資します。
特徴
バンガード社の有名ETF「VTI(Vanguard Total Stock Market ETF)」に投資するファンドです。S&P500が大型株500社のみなのに対し、こちらは中小型株も含めた米国全体をカバーします。
- 信託報酬:年0.0638%(業界最安水準)
- 純資産総額:2,000億円超
- 指数:CRSP USトータル・マーケット・インデックス
S&P500との違い
S&P500は大型株500社、全米株式は約4,000社。パフォーマンスは長期的にほぼ同等ですが、小型株・中型株も含むため、若い成長企業への分散も効きます。
3ファンドの比較表(コスト・純資産・特徴)
| ファンド名 | 信託報酬 | 純資産 | 投資対象 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | 0.05775% | 5兆円超 | 全世界株式 | 1本で完結させたい人 |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.09372% | 6兆円超 | 米国大型株500 | 米国の成長力に集中したい人 |
| SBI・V・全米株式 | 0.0638% | 2,000億円超 | 米国全体 | 米国の幅広い企業に投資したい人 |
コストだけ見ると全米株式が最も低いですが、どれも0.1%前後と大差ありません。純資産の安定感を重視するならオルカンかS&P500が安心感があります。
どの証券会社で買うか
上記3ファンドはどれも以下の証券会社で購入・積立設定が可能です。
SBI証券
三井住友カードでのクレカ積立(最大5%ポイント還元)に対応。投信のラインナップが豊富で、SBI・V・全米株式はSBI証券のオリジナルファンドです。
▶ SBI証券 公式サイト(口座開設無料・クレカ積立最大5%還元)
楽天証券
楽天カードでのクレカ積立(最大1%ポイント還元)に対応。アプリが使いやすく、楽天ポイントを投資に使うことも可能です。
私が実際に積み立てている金額と理由
参考までに私の現在の設定を紹介します。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン):月2万円(つみたて投資枠)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):月3万円(つみたて投資枠)
合計月5万円をSBI証券で積み立てています。三井住友カードで引き落としているので、毎月ポイントも貯まっています。
最初はオルカン1本だけにしていました。でも「もし日本株・欧州株が長期で低迷したら?」という気持ちと、「米国の成長力に全力ベットしたい」という気持ちが混在して、今の比率に落ち着きました。
どれが正解かはわかりません。でもどれを選んでも「長く続けること」が最も重要という結論は変わりません。
まとめ:迷ったらオルカンかS&P500
この記事のまとめです。
- インデックスファンドは「低コスト・大きな純資産・指数連動」を基準に選ぶ
- 迷ったら**eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)かeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)**の一択
- 証券会社はSBI証券か楽天証券が使いやすい
- 金額より「続けること」が大事。月1万円からでいい
完璧なファンドを探すより、今日から始める方が圧倒的に大事です。複利の恩恵は1日でも早く始めた人が享受できます。
この記事で紹介した商品まとめ
- SBI証券(口座開設・新NISA・クレカ積立)→ ▶ SBI証券 公式サイト(口座開設無料・クレカ積立最大5%還元)
- 楽天証券(口座開設・新NISA・クレカ積立)→ ▶ 楽天証券 公式サイト(楽天ポイントで投資できる)
- 三井住友カード(SBI証券クレカ積立で最大5%還元)→ [https://www.smbc-card.com/]
- 楽天カード(楽天証券クレカ積立で1%還元)→ [https://hb.afl.rakuten.co.jp/hsc/540f6c47.f6a424d7.3cc537f5.d83d1a0c/?link_type=hybrid_url&ut=eyJwYWdlIjoic2hvcCIsInR5cGUiOiJoeWJyaWRfdXJsIiwiY29sIjoxLCJjYXQiOjEsImJhbiI6MTY3NDAxLCJhbXAiOmZhbHNlfQ%3D%3D]