会社員でも確定申告することで税金が戻ってくるケースがあります。年末調整だけでは受けられない控除を活用して、払いすぎた税金を取り戻しましょう。
年末調整で申告できる主な控除
| 控除 | 内容 | 年末調整で申告 |
|---|---|---|
| 配偶者控除・配偶者特別控除 | 配偶者の収入が一定以下 | ✅ |
| 扶養控除 | 子ども・両親の扶養 | ✅ |
| 生命保険料控除 | 生命・介護・年金保険の保険料 | ✅ |
| 地震保険料控除 | 地震保険の保険料 | ✅ |
| 基礎控除 | 全員 | ✅(自動) |
確定申告が必要な控除(年末調整では不可)
| 控除 | 内容 | 対象 |
|---|---|---|
| 医療費控除 | 年間10万円超の医療費 | 医療費が多い人 |
| 住宅ローン控除(初年度) | 住宅ローン残高の0.7% | 住宅購入者(初年度のみ確定申告) |
| ふるさと納税(6自治体以上) | ワンストップ超の場合 | 6自治体以上に寄附した人 |
| 雑損控除 | 災害・盗難被害 | 被害を受けた人 |
| 寄附金控除 | 認定NPO等への寄附 | 寄附した人 |
| iDeCoの所得控除 | 掛け金全額が控除 | iDeCo加入者(年末調整でも可だが) |
医療費控除の計算方法
年間の医療費(家族全員分)が10万円を超えた場合、超えた分が控除されます。
医療費控除 = 年間医療費合計 - 保険金等の補填 - 10万円
例:年間医療費30万円、保険金5万円 → 控除額 = 30万円 - 5万円 - 10万円 = 15万円 → 所得税率20%なら → 3万円の節税
対象になる医療費:
- 通院・入院費(交通費含む)
- 歯科治療・矯正(医療目的)
- 処方薬・市販の治療薬
- 出産費用(保険金を引いた分)
ふるさと納税の確定申告
ワンストップ特例は5自治体まで。6自治体以上に寄附した場合は確定申告が必要です。
確定申告の場合も節税効果は同じですが、住民税ではなく所得税と住民税の両方から控除されます。
iDeCoの確定申告
会社員がiDeCoに加入すると、掛け金全額が「小規模企業共済等掛金控除」として所得控除になります。
年末調整でも申告できますが、転職等で申告し忘れた場合は確定申告で5年間遡って申告できます。
申告の手間を省くには
医療費・ふるさと納税の記録を日頃から整理しておくと、確定申告が楽になります。
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医療費・ふるさと納税・住宅ローンの控除を自動計算して確定申告書を作成。会計知識ゼロでも使えるシンプルな設計です。払いすぎた税金を取り戻しましょう。
まとめ
- 年末調整だけでなく確定申告で追加の節税が可能
- 医療費が年間10万円超なら確定申告で取り戻せる
- ふるさと納税6自治体以上は確定申告が必要
- 申告し忘れた控除は5年間遡って申告できる