ふるさと納税を始めたのは2022年です。
最初の年は「仕組みがよく分からない」「損するんじゃないか」と思いながら恐る恐る試した。
4年経って今は「毎年絶対やる」という感覚になっています。でも途中で失敗したこともあった。失敗も含めて全部書きます。
ふるさと納税の基本的な仕組み(おさらい)
ふるさと納税は「任意の自治体に寄附する制度」です。
寄附金額から2,000円を引いた金額が、翌年の住民税から差し引かれます。
年収に応じた「上限額」以内で寄附すると、実質的な自己負担は2,000円だけ。上限額を超えた部分は控除されないので損になります。
返礼品は寄附額の30%が上限(2019年のルール変更後)。1万円寄附すると3,000円相当のものがもらえる計算。
1年目(2022年):おそるおそる試した年
年収420万円。上限額の目安:約42,000円。
「まず試してみよう」と20,000円分だけ寄附しました。
- 北海道のじゃがいも 10kg(寄附5,000円)
- 宮崎の鶏もも肉 2kg(寄附5,000円)
- 秋田のお米 5kg(寄附5,000円)
- 静岡のお茶 100g×3(寄附5,000円)
手続きはさとふるのサイトから。ワンストップ特例制度(5自治体以内ならオンラインで申請できる)を使いました。
翌年の住民税が18,000円減っていました(20,000円 - 2,000円)。
「お米も鶏肉ももらって、住民税も減る。本当に損がない」という体験でした。
2年目(2023年):上限額ギリギリまで使った年
1年目の体験が良かったので、2年目は上限額近くまで使いました。
年収が少し増えて、上限額の目安:約48,000円。
46,000円分の寄附をしました。
返礼品リスト:
- 新潟コシヒカリ 10kg(寄附10,000円)
- 山形のさくらんぼ 1kg(寄附10,000円)
- 長崎の海鮮セット(寄附10,000円)
- 福岡のイチゴ 1kg(寄附8,000円)
- 愛媛のみかん 5kg(寄附8,000円)
食品中心の選択。毎月スーパーで買うものを減らすという感覚でした。
控除額:44,000円(46,000円 - 2,000円)
3年目(2024年):失敗した年
2024年は転職があって、年収が大きく変わりました。
前半は年収360万円の会社、後半は年収520万円の会社。
ふるさと納税の上限額は「その年の収入・控除によって変わる」のですが、年途中で収入が大幅に変わるケースの試算を間違えました。
上限額:約55,000円(と思っていた)→ 実際は約47,000円だった
52,000円分寄附してしまったので、7,000円分は控除されず自己負担になりました。
損失:7,000円分の寄附 - 返礼品の価値(2,100円相当)= 4,900円の損
「転職した年は慎重に計算しないといけない」ということを身をもって学んだ年でした。
4年目(2025年〜2026年):今の使い方
今は年収530万円。上限額の目安:約60,000円。
少し余裕を持って55,000円分を計画的に使っています。
今の選び方のルール:
- 毎日使う食材を優先する(お米・鶏肉・豚肉・卵)
- 発送時期を確認して冷凍庫の容量を意識する
- 上限額は少し余裕を持たせる(上限ギリギリは計算ミスのリスクがある)
- ワンストップ申請の期限を忘れない(翌年1月10日まで)
2025年の返礼品実績:
- 新潟コシヒカリ 10kg × 2回(寄附10,000円 × 2)
- 宮崎鶏もも肉 2kg × 3回(寄附5,000円 × 3)
- 宮城の牛タン 400g(寄附15,000円)
- 静岡抹茶スイーツセット(寄附5,000円)
合計55,000円の寄附で、スーパーで買うと約35,000〜40,000円相当の食材・商品を受け取っています。
4年間の収支まとめ
| 年 | 寄附額 | 控除額 | 返礼品の価値 | 実質メリット |
|---|---|---|---|---|
| 2022年 | 20,000円 | 18,000円 | 約6,000円 | 約22,000円相当 |
| 2023年 | 46,000円 | 44,000円 | 約13,800円 | 約55,800円相当 |
| 2024年 | 52,000円 | 46,000円 | 約15,600円 | 約59,600円相当 |
| 2025年 | 55,000円 | 53,000円 | 約16,500円 | 約67,500円相当 |
4年間の合計メリット:約200,000円相当(税控除 + 返礼品の価値)
2024年の計算ミス分(4,900円損)を引いても、4年間で約19万円以上のメリットがありました。
ふるさと納税でよく見る「落とし穴」
①上限額を超えた寄附
私が2024年にやらかしたパターン。上限額の計算を間違えると、超えた分は純粋に損になります。
シミュレーターを使うか、少し余裕を持たせた金額で収めるのが安全。
②ワンストップ特例の申請漏れ
寄附した自治体から「ワンストップ申請書」を送ってもらえますが、返送を忘れると確定申告が必要になります。
1月10日の期限を手帳やカレンダーに書いておく習慣を。
③返礼品が届かない・遅れるケース
産地によっては収穫時期が限られるため、寄附してから数ヶ月待つことがあります。
「即出荷」「在庫あり」のフィルターを使うか、発送スケジュールを確認してから申し込むと安心です。
④冷凍品を頼みすぎて冷凍庫がいっぱいになる
特に肉・魚介類の冷凍品は容量を圧迫します。一度に大量に頼まず、使い切ったら次を頼むサイクルがストレスなく続けられます。
「始めるのが面倒」という人へ
ふるさと納税は「最初が一番面倒」です。
ポータルサイトへの登録、マイナンバーの入力、ワンストップ申請書の送付……やることが複数あって、最初は「手間が多い」と感じます。
でも2年目以降は住所や支払い情報が登録済みで、選んで注文するだけ。毎年やれば慣れていきます。
「来年こそやろう」と思い続けると、毎年2,000円の出費で本来もらえた3〜6万円相当のメリットを捨て続けることになります。
今年まだやっていないなら、今月中に1件だけ試してみてほしいです。
ふるさと本舗
全国の自治体からお米・肉・魚介類など日常消費品の返礼品が選べます。上限額シミュレーターで今年の寄附可能額を確認してから、好きな返礼品を選びましょう。