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個別株投資を3年やってみた——インデックス投資と比べた正直な結果

「インデックス投資だけじゃつまらない」という気持ちから、成長投資枠を使って個別株を始めました。

3年間、個別株の運用をして、インデックスファンドと比較しました。

結論を先に言うと「個別株は面白いが、私の場合インデックスに負けた」という話です。


個別株投資を始めた動機

NISAでオルカン(全世界株式インデックス)を月4万円積み立てていたある日、証券会社のアプリで「今話題の銘柄」という特集を見ました。

「この会社の株を持っていたらどうなったんだろう」という興味と、「自分でも銘柄を選んでみたい」という気持ちが出てきた。

インデックス投資は「相場全体を買う」という方法で、「特定の会社に投資する」という感覚がない。

「自分が応援したい会社・使っているサービスの会社に投資してみたい」という動機で、成長投資枠の一部(年20万円)を個別株に充てることにしました。


3年間の投資記録

インデックス投資(つみたて投資枠・オルカン):

個別株(成長投資枠):

3年間で投資した銘柄:合計12銘柄

銘柄投資額売買結果
国内IT系A社10万円+3.2万円(利確)
国内小売B社8万円-2.1万円(損切り)
米国テックC社(ADR)15万円+8.4万円(現在保有)
国内食品D社10万円+1.1万円(利確)
国内金融E社8万円-3.8万円(損切り)
国内サービスF社7万円+0.5万円(利確)
米国ヘルスケアG社10万円-1.2万円(損切り)
… (他5銘柄)合計30万円合計-1.5万円

3年間の個別株トータル:


インデックス vs 個別株の比較

指標インデックス(オルカン)個別株
投入元本(3年)144万円60万円
利益+32万円+4.6万円
利益率+22.2%+7.7%
時間コストほぼゼロ月5〜10時間程度

同じ3年間で、インデックスは+22%、個別株は+7.7%でした。

利益率でインデックスに大きく負けました。


なぜ個別株でインデックスに勝てなかったのか

3年間を振り返って、負けた理由を分析しました。

理由①:良いタイミングで売れない

上がっているときに「もう少し待てばもっと上がる」と売れず、下がってから売ることが多かった。

損切りも遅れた(下がってから「まだ戻るかも」と待つ)。

理由②:「面白い」と思った銘柄が必ずしも良い投資先ではなかった

「このサービスが好き」「この会社を応援したい」という理由で選ぶと、投資判断と感情が混ざります。

株価が下がっても「この会社は大丈夫」という思い込みで損切りが遅れた。

理由③:情報処理に限界がある

個別株の投資判断には「決算情報」「業界動向」「競合分析」などが必要ですが、個人が12銘柄を適切に分析し続けるには時間と知識が足りなかった。

プロのファンドマネージャーでも市場平均を継続的に上回ることは難しいと言われています。


個別株のメリット

それでも「個別株をやって良かった」と思っていることがあります。

①投資の勉強になった

「決算短信を読む」「PER・PBRを調べる」「同業他社と比べる」という作業を通じて、企業分析の基礎を学べました。

投資の視点で企業ニュースを見る習慣がついて、経済全体への関心が高まりました。

②特定の企業への関心が深まった

「株主になること」で、その会社のサービス・プロダクトへの関心が深まります。

株主優待(一部の銘柄)の体験も、株式投資のおもしろさの一つでした。

③相場の「生の感覚」がつかめた

個別株の株価変動は激しく、「1日で5%下がる」「決算発表で20%上がる」という体験ができます。

「株式投資はこういうものか」という感覚が、インデックスだけでは分からない部分で身につきました。


個別株に向いている人・向いていない人

向いている人:

向いていない人:


今の運用方針

3年間の経験を経て、今の私の運用方針は以下です。

「8割インデックス、2割個別株」というバランスです。

個別株は「投資の楽しさ・勉強」として少額で続けて、大きな資産形成はインデックスに任せるという方針にしました。


まとめ

個別株は「負けた」という結果でしたが、やって無駄ではなかった。

「インデックスに勝てない」という現実を体験したことで、「ほったらかしのインデックス積立が理にかなっている」という確信が深まりました。

「やってみて分かること」があるのも投資の一面です。ただし「大切なお金でいきなり始める」のではなく、メインのインデックス積立を確保した上で余剰資金で試すことをすすめます。

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